産経、中共の意見も載せる
投稿者: honkytonk_2002_x 投稿日時: 2005/04/15 14:21 投稿番号: [20933 / 49973]
【反日デモ
私はこうみる】中央党校党史研究室研究員・林暁光氏
デモの背景には日本は歴史を直視できない国との概念がある。中日両政府が共同宣言で関係改善を図り、日本が文書で謝罪の意を表せば中国は日本が正式に謝罪したと受け止めるだろう。
日本側は何度も謝罪しているという。確かに村山談話などがあるが、日韓間で示されたように口頭でなく文書で明確に謝罪の意を示すべきだ。村山談話も小泉首相の靖国神社参拝でひっくり返されたという印象だ。
今後、いわゆる反日デモが広がるとは思わない。すでに中国側は日本政府へ意見を明確に示したからだ。今後デモがあるにしても平和方式で行うべきで、これまでのような行動はほとんどないだろう。
外国の記者は民間と一体になった政府が組織したデモだといっているようだが、私の見方は違う。「愛国ネット」などさまざまな団体が呼びかけてデモに発展した。デモの起きた成都、広州などに愛国ネットなどの支持者が多いのではないか。
北京でのデモが大規模になったのは、デモの出発点に大学が多かったほか、行進の途中で群衆が加わったためだ。愛国ネットなどの関係者は過激な行動に出る可能性があるが大半は平和的なデモを望んでいる。参加者には歴史教科書や常任理事国問題など対日問題に関心のない者もいた。どこの国でも、政治目的がなくても、デモ行進があると参加して日ごろの不満をはらす人がいるものだ。もちろんデモの主要目的は「反日」ではある。
抗議行動の矛先が党・政府に向かうとの指摘がある。たとえば、十日には浙江省東陽で(日本問題と関係ない)大規模な農民の抗議が伝えられているが、「反日」は農民の関心が薄く「反日デモ」に変化する可能性は少ない。「反日デモ」と「農民デモ」の目的は異なり連鎖反応の可能性は少ない。矛先が政府に向かう可能性も含め、理論的にはいかなることも否定できないが、ことが大きくなる前に政府は対策を考えるわけだ。
デモの背景に愛国主義教育を指摘する見方がある。愛国教育の主な材料は「抗日」で九〇年代に教育を受けた年代が現在二十、三十歳代を迎え、反日の中核をなすとの見方だ。しかし愛国教育は九〇年代に始まったことではなく私も幼いころから受けた。なぜ「抗日」材料が多いかというと侵略され中国が受けた被害が大きいからだ。
教科書問題にしても、日本が歴史を直視した観点で若者に教えてもらいたいのだ。教科書は文部科学省の指導要領下で策定されるのであり日本政府に責任がある。(聞き手=北京 野口東秀)
◇
りんしょうこう 中国政法大学で修士課程修了後、1995年から中国社会科学院教授。現在、中国共産党の最高教育機関である中央党校で党史研究室研究員も務める。日中関係及び中国外交史専門。主な著書に「日本の政府開発援助と中日関係」など。
【2005/04/15 東京朝刊から】
(04/15 12:44)
http://www.sankei.co.jp/news/050415/sei049.htm
デモの背景には日本は歴史を直視できない国との概念がある。中日両政府が共同宣言で関係改善を図り、日本が文書で謝罪の意を表せば中国は日本が正式に謝罪したと受け止めるだろう。
日本側は何度も謝罪しているという。確かに村山談話などがあるが、日韓間で示されたように口頭でなく文書で明確に謝罪の意を示すべきだ。村山談話も小泉首相の靖国神社参拝でひっくり返されたという印象だ。
今後、いわゆる反日デモが広がるとは思わない。すでに中国側は日本政府へ意見を明確に示したからだ。今後デモがあるにしても平和方式で行うべきで、これまでのような行動はほとんどないだろう。
外国の記者は民間と一体になった政府が組織したデモだといっているようだが、私の見方は違う。「愛国ネット」などさまざまな団体が呼びかけてデモに発展した。デモの起きた成都、広州などに愛国ネットなどの支持者が多いのではないか。
北京でのデモが大規模になったのは、デモの出発点に大学が多かったほか、行進の途中で群衆が加わったためだ。愛国ネットなどの関係者は過激な行動に出る可能性があるが大半は平和的なデモを望んでいる。参加者には歴史教科書や常任理事国問題など対日問題に関心のない者もいた。どこの国でも、政治目的がなくても、デモ行進があると参加して日ごろの不満をはらす人がいるものだ。もちろんデモの主要目的は「反日」ではある。
抗議行動の矛先が党・政府に向かうとの指摘がある。たとえば、十日には浙江省東陽で(日本問題と関係ない)大規模な農民の抗議が伝えられているが、「反日」は農民の関心が薄く「反日デモ」に変化する可能性は少ない。「反日デモ」と「農民デモ」の目的は異なり連鎖反応の可能性は少ない。矛先が政府に向かう可能性も含め、理論的にはいかなることも否定できないが、ことが大きくなる前に政府は対策を考えるわけだ。
デモの背景に愛国主義教育を指摘する見方がある。愛国教育の主な材料は「抗日」で九〇年代に教育を受けた年代が現在二十、三十歳代を迎え、反日の中核をなすとの見方だ。しかし愛国教育は九〇年代に始まったことではなく私も幼いころから受けた。なぜ「抗日」材料が多いかというと侵略され中国が受けた被害が大きいからだ。
教科書問題にしても、日本が歴史を直視した観点で若者に教えてもらいたいのだ。教科書は文部科学省の指導要領下で策定されるのであり日本政府に責任がある。(聞き手=北京 野口東秀)
◇
りんしょうこう 中国政法大学で修士課程修了後、1995年から中国社会科学院教授。現在、中国共産党の最高教育機関である中央党校で党史研究室研究員も務める。日中関係及び中国外交史専門。主な著書に「日本の政府開発援助と中日関係」など。
【2005/04/15 東京朝刊から】
(04/15 12:44)
http://www.sankei.co.jp/news/050415/sei049.htm
これは メッセージ 1 (korea_is_mini_japan さん)への返信です.
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