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対馬藩主あて外交文書発見

投稿者: honkytonk_2002_x 投稿日時: 2005/01/22 22:01 投稿番号: [17509 / 49973]
対馬藩主あて外交文書発見   江戸後期、朝鮮国が発給   国内現存は希少   福岡の古書店   熊本の骨董市で

  江戸時代後期、朝鮮国から、対馬藩の藩主に発給された外交文書が、熊本県で開かれた骨董(こっとう)市で見つかった。当時の対馬藩の外交文書のほとんどは、現在、韓国国史編纂(へんさん)委員会(韓国)が貴重本として保管しており、この種の外交文書が日本国内で見つかるのは、極めてまれ。当時の対馬藩の朝鮮通交貿易を物語る貴重な現物史料として注目されている。

  見つかった外交文書は「書契」と呼ばれ、一八一一年、朝鮮国の礼曹参議・金履載が、対馬藩十一代藩主・宗義功に発給したもの。横七五・四センチ、縦四六・四センチの上質で厚めの紙に「日本(対馬)からの船が、書契をもって来朝された。礼物などはありがたく納めさせてもらいました。粗品を帰りの船に載せてお贈りします」と、当時の通交貿易の様子が書かれ、朱の角印が裏表計三カ所に押されている。

  文書は福岡市の古書店「葦書房」の宮徹男社長が昨年、熊本県山鹿市であった骨董の道具市で見つけた。

  「書契」に詳しい山口県立大の伊藤幸司助教授(前近代国際交流史)によると、対馬藩と朝鮮国間でやり取りされた同種の外交文書のほとんどは、戦前、日本が朝鮮半島を植民地化した際、朝鮮総督府に「朝鮮史編修会」を置いたことから、ここに一括して集められ、戦後は韓国国史編纂委員会に移管されている。

  現在は、基本的にマイクロフィルムでの閲覧だけが可能といい、同助教授は「外交文書が対馬藩から、どういう経緯で、いつ民間に流出したかは分からないが、国内で現物が見つかることは珍しい。江戸時代の東アジア外交関係研究を進めていく上で貴重な原本史料と思う」と話している。
(西日本新聞) - 1月22日15時2分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050122-00000072-nnp-kyu
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