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B29を零戦が迎撃

投稿者: ricky_eto 投稿日時: 2005/10/26 09:45 投稿番号: [9601 / 15709]
これは   私の伯父から聞いた話なので   私が見た話ではありません
また   伯父もご幼少であらせられ(笑)   なお陸軍の監視下におかれてもいたので
伯父自身も直接見たわけではないことをお断りします

伯父が夜   トイレに起きた時(当時の田舎のトイレは屋外にあったのです)の事です
天竜の山間部(現在はウナパイ市)に住んでいる伯父が見たのは   空が赤々と燃えているような風景でした
ああ   またウナパイの街が爆撃されて居るんだなと悲しかったそうです
伯父や母は19年までウナパイの街に住んでいて   祖父方の実家に疎開していたので
当然知り合いも居ますし   なにより同じ日本人があの燃えさかる火の中で死んでいっているのかと思うと辛かったそうです

そのうち   火の玉がいくつも付いたようなものが飛んできたそうです
撃破された飛行機が   こっちに逃げてきているのか   あるいは落ちてきているのか判らずびっくりしたんだそうで
それはその内   伯父の頭の上を通り過ぎていったのだそうです
頭上を飛び越えていった火の玉は   かなり大きかった
そして   あの独特の飛行音は日本軍のじゃない
そう伯父は直感したのだそうで   その火の玉は伯父達の家のいくつか先の山の斜面に激突したか
山間部に轟音がとどろいたそうです
その爆音で山間部の人たちはやっと起きてきて   何があったのかと口々に話し合っていたと
伯父は自分の見たものを大人達に報告し   大人達は山一つ超えた街にある駐在所へ報告に行ったんだそうです
伯父は墜落現場が見たかったそうですが   大人達は子供達に
「米兵が生きて襲ってくるかも知れないから」と外出禁止を命じたそうです

翌朝   駐在さんはじめ   ウナパイ地方管轄の陸軍の連隊からトラックや武装兵が来て   山の奥へと分け入ったそうです
何日かかかって   トラックに様々な部品が積まれて搬出されるのを見て   伯父は仲良くなった兵隊さんに
一体何が落ちたのか聞いたそうですが   兵隊さんはさすがに苦笑いして答えてくれなかったそうです

ただ伯父は   ウナパイ市に住んでいた時の   あの恐怖の爆音から   あれは絶対B29だと   今でも言い張ります
何に撃墜されたのかも   それが本当にB29だったかも判りませんが…(笑)
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