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ラストサムライと天下分け目の関が原

投稿者: guiseinoyuu 投稿日時: 2004/02/27 13:04 投稿番号: [346 / 15709]
ラストサムライの作者は、司馬遼太郎氏の、『峠』もモチーフにしたのではないかと思いました。

久しぶりに『峠』を読んだんですが、読んでいるうちにそう思うようになりました。

あとがきにありました。
「人はどう行動すれば美しいか、ということを考えるのが江戸の武士道倫理であろう。人はどう思考し行動すれば公益のためになるかということを考えるのが江戸期の儒教である。この二つが幕末人を作り出している。
  幕末期に完成した武士という人間像は、日本人がうみだした、多少奇形であるにしてもその結晶のみごとさにおいて人間の芸術品とまでいえるように思える。しかもこの種の人間は、個人的物欲を肯定する戦国期や、あるいは西洋にはうまれなかった。」

わたしは、江戸時代に日本人の原型が完成したと思ったりします。
天下分け目の関が原なんていいますが、朝鮮と日本のその後を決定的に
分け隔てたのは関が原以降なんだろうなと思うのです。

公に殉ずるというような精神とでもいうのでしょうか、そういった原理は朝鮮人には
見られません。みている限りは、幼稚で皮相的な形而下だけの原理で行動しているようです。

火病という、文明国に住むわれわれからすれば異様な精神疾患は、そういった社会的幼稚さから
起っていると思われます。関が原で家康が勝ち、当人にその後の日本人に影響を与えようという
意思はなかったとは思いますが、結果的にそういった江戸時代というものを作り出してくれたことに
感謝の気持ちを持ちます。

朝鮮には家康も、織豊も出ませんでしたから、それ以前から連中には現代文明に参加する
素養がなかったとも思えます。河合継之助の『峠』を読んで思ったことのみ取り急ぎ。
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