歩留まり
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2010/03/16 08:48 投稿番号: [555 / 1443]
【から(韓)くに便り】ソウル支局長・黒田勝弘
韓流の“歩留まり”
2010.3.16 03:45
韓国から日本へのお土産で“愛用”しているのは味ノリだ。老若男女みんなに喜ばれ、しかも軽くて荷にならない。ただ、いささかかさばる。
そこで先日、日本へ一時帰国の際、かさばらないモノをと思って小さくパックしたキムチを空港のコンビニで何個か買った。機内で出る1回分のジュースやミネラルウオーターみたいなミニパックだ。結構味がよく、普段ちょっといただくにはもってこいだ。
ところが出国の際、税関検査で“危険物”として機内への手荷物持ち込み禁止という。キムチ・テロの疑いあり?
キムチは少し汁は出るが液体ではない。危険というなら空港の売店で売らなければいい。「キムチ持ち込みダメ」の表示など見なかった…と抵抗したがダメで結局、没収・廃棄になってしまった。
韓国では最近、韓流ブームに乗って「韓国料理の世界化」などと官民挙げて海外売り込みキャンペーンを展開中だ。なのに、このキムチいじめ(?)はどうしたことだろう。
一方、日本での韓流ブームは依然、続いているようだ。それを実感させられたのが先週、韓国・東海岸の観光地・チョンドンジン(正東津)で起きた事故だ。
韓流ドラマの草分け『冬のソナタ』のアニメ化で、韓流スターのペ・ヨンジュンとチェ・ジウの2人が登場する映像の撮影現場に、日本のファンが1700人も詰めかけた。
撮影の際、突風で施設物が倒れたり吹っ飛んだりして30人ほどケガをしたのだが、そのことより日本人ファンの数に驚いたのだ。バスなら50台分にもなろうか。そしてファンのほとんどは50代以上の女性だったという。
「韓流人気の真相」はすでにたくさん語られているので省くが、結果として日本社会に韓国に対する親近感が広がっていることは間違いない。多くの世論調査がそれを示している。
近年、ぼくのところに寄せられる日本の読者の手紙も年配の女性からのものが多い。先ごろ和歌山からの読者の手紙には「私は『冬のソナタ』から韓ドラにはまってしまい、近所の同じようにはまったおばあちゃんがビデオを貸してくれたのをずいぶん見ました…」とあり、ビビンバをはじめ韓国料理への感想がつづってあった。
そして「韓ドラのおかげで“ソウルからヨボセヨ”を読むのが楽しみになり“緯度経度”もむつかしいですが読んでます」と書いておられる。ありがたい話だ。
こうした韓流ブームの“歩留まり”には、韓国語への関心もあるようだ。近年、日本各地で中高年の女性たちが趣味で韓国語を学んでいる。韓流スターの追っかけに際しては、どこでもハングル書きのメッセージがいっぱいだ。
韓国ではその“歩留まり”が歴史認識にまで広がることを当然、期待している。今回の事故現場は浜辺のチョンドンジンだったが、案内の韓国側ガイドがついでに「あの海の名称は国際的にも“日本海”ではなくて“東海”です!」など、まさかそんな無粋なことはいわなかっただろうが…。
親近感の流れで韓国側の主張を知ることはいい。しかし同時に日本の主張もちゃんと踏まえてほしい。韓国人たちは何かにつけ“押せ押せ文化”なので要注意だ。韓流の“歩留まり”が韓国に対する一方的理解だけではなく、日本を振り返り、日本理解にも広がってほしいと思う。
あなたの周りに半島に興味持っている人いる?
アタシの隣の職場に一人だけいるけど、その人は日本人が嫌いみたい。
2010.3.16 03:45
韓国から日本へのお土産で“愛用”しているのは味ノリだ。老若男女みんなに喜ばれ、しかも軽くて荷にならない。ただ、いささかかさばる。
そこで先日、日本へ一時帰国の際、かさばらないモノをと思って小さくパックしたキムチを空港のコンビニで何個か買った。機内で出る1回分のジュースやミネラルウオーターみたいなミニパックだ。結構味がよく、普段ちょっといただくにはもってこいだ。
ところが出国の際、税関検査で“危険物”として機内への手荷物持ち込み禁止という。キムチ・テロの疑いあり?
キムチは少し汁は出るが液体ではない。危険というなら空港の売店で売らなければいい。「キムチ持ち込みダメ」の表示など見なかった…と抵抗したがダメで結局、没収・廃棄になってしまった。
韓国では最近、韓流ブームに乗って「韓国料理の世界化」などと官民挙げて海外売り込みキャンペーンを展開中だ。なのに、このキムチいじめ(?)はどうしたことだろう。
一方、日本での韓流ブームは依然、続いているようだ。それを実感させられたのが先週、韓国・東海岸の観光地・チョンドンジン(正東津)で起きた事故だ。
韓流ドラマの草分け『冬のソナタ』のアニメ化で、韓流スターのペ・ヨンジュンとチェ・ジウの2人が登場する映像の撮影現場に、日本のファンが1700人も詰めかけた。
撮影の際、突風で施設物が倒れたり吹っ飛んだりして30人ほどケガをしたのだが、そのことより日本人ファンの数に驚いたのだ。バスなら50台分にもなろうか。そしてファンのほとんどは50代以上の女性だったという。
「韓流人気の真相」はすでにたくさん語られているので省くが、結果として日本社会に韓国に対する親近感が広がっていることは間違いない。多くの世論調査がそれを示している。
近年、ぼくのところに寄せられる日本の読者の手紙も年配の女性からのものが多い。先ごろ和歌山からの読者の手紙には「私は『冬のソナタ』から韓ドラにはまってしまい、近所の同じようにはまったおばあちゃんがビデオを貸してくれたのをずいぶん見ました…」とあり、ビビンバをはじめ韓国料理への感想がつづってあった。
そして「韓ドラのおかげで“ソウルからヨボセヨ”を読むのが楽しみになり“緯度経度”もむつかしいですが読んでます」と書いておられる。ありがたい話だ。
こうした韓流ブームの“歩留まり”には、韓国語への関心もあるようだ。近年、日本各地で中高年の女性たちが趣味で韓国語を学んでいる。韓流スターの追っかけに際しては、どこでもハングル書きのメッセージがいっぱいだ。
韓国ではその“歩留まり”が歴史認識にまで広がることを当然、期待している。今回の事故現場は浜辺のチョンドンジンだったが、案内の韓国側ガイドがついでに「あの海の名称は国際的にも“日本海”ではなくて“東海”です!」など、まさかそんな無粋なことはいわなかっただろうが…。
親近感の流れで韓国側の主張を知ることはいい。しかし同時に日本の主張もちゃんと踏まえてほしい。韓国人たちは何かにつけ“押せ押せ文化”なので要注意だ。韓流の“歩留まり”が韓国に対する一方的理解だけではなく、日本を振り返り、日本理解にも広がってほしいと思う。
あなたの周りに半島に興味持っている人いる?
アタシの隣の職場に一人だけいるけど、その人は日本人が嫌いみたい。