上得意はどこか知っているよ
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2009/09/07 08:12 投稿番号: [25 / 1090]
露、米シャトル退役を機に宇宙ビジネスに力
ガガーリン宇宙飛行士訓練センターで、実物大のソユーズに乗り込んで操縦技術を学ぶ野口聡一さん(金子亨撮影) 【モスクワ=金子亨】ロシアの宇宙船ソユーズの訓練設備がある「ガガーリン宇宙飛行士訓練センター」が、世界中の飛行士が集まる訓練拠点となりつつある。
米スペースシャトルが来年退役、国際宇宙ステーション(ISS)と地球をつなぐのがソユーズだけになるためだ。ロシアはこの機に「宇宙大国」として存在感を強める考えだ。
モスクワ中心部から北東に約30キロ。「星の街」と名付けられた地域に、訓練センターの施設が立ち並ぶ。実物大のソユーズと管制設備があるホールでは8月、日本の野口聡一飛行士(44)が操作パネルを使ったISSとのドッキング訓練を繰り返していた。「スピードが速くなったり遅くなったりすると注意された。さらに精度を上げないと」。12月にソユーズでISSに飛び立つ野口さんは、汗をぬぐった。
センターには無重力状態を体験する巨大プールや、重さ300トン、長さ18メートルと世界最大の遠心加速器がある。加速器は、高速回転することで先端に乗った飛行士に大気圏突入時と同様の重力を与えるもので、スタッフは「回転すると時速300キロもの風が周囲に吹く」と、その威力に胸をはった。
1960年に開設されたセンターは、ソ連(当時)の飛行士を訓練する目的だったが、冷戦終結後は欧米などにも門戸を開き、これまで計30か国以上、400人余を受け入れた。セルゲイ・クリカリョフ所長は「今年からISS滞在の飛行士が3人から6人となり、センターで訓練する人数も必然的に増える」と言う。
世界からの飛行士受け入れは、ロシアの「宇宙戦略」と連動している。
ロシアは2006年から10年間の宇宙計画を策定、総額3000億ルーブル(約9000億円)の巨費を投じ、火星や月探査機の開発に取り組む。宇宙開発で米国に先行され、「世界的な金融危機下でも宇宙部門には金を注ぎ込む」(メドベージェフ大統領)決意だ。
訓練センターがもたらす資金と技術は、計画遂行に向けた貴重な資源だ。露宇宙航空局には各国から訓練費などが入るほか、2001年に米国の実業家をソユーズで宇宙旅行させた際には2000万ドル(約20億円)もの「運賃」を受け取った。米欧の飛行士を預かり交流を拡大することで、先端技術の獲得にも期待がかかる。
クリカリョフ所長は、「中国もここで我々の経験を学んだ。今はインドが有人飛行に取り組んでいる」と述べ、「宇宙ビジネス」拡大に意欲を示した。
(2009年9月5日09時20分 読売新聞)
共倒れ希望。
ガガーリン宇宙飛行士訓練センターで、実物大のソユーズに乗り込んで操縦技術を学ぶ野口聡一さん(金子亨撮影) 【モスクワ=金子亨】ロシアの宇宙船ソユーズの訓練設備がある「ガガーリン宇宙飛行士訓練センター」が、世界中の飛行士が集まる訓練拠点となりつつある。
米スペースシャトルが来年退役、国際宇宙ステーション(ISS)と地球をつなぐのがソユーズだけになるためだ。ロシアはこの機に「宇宙大国」として存在感を強める考えだ。
モスクワ中心部から北東に約30キロ。「星の街」と名付けられた地域に、訓練センターの施設が立ち並ぶ。実物大のソユーズと管制設備があるホールでは8月、日本の野口聡一飛行士(44)が操作パネルを使ったISSとのドッキング訓練を繰り返していた。「スピードが速くなったり遅くなったりすると注意された。さらに精度を上げないと」。12月にソユーズでISSに飛び立つ野口さんは、汗をぬぐった。
センターには無重力状態を体験する巨大プールや、重さ300トン、長さ18メートルと世界最大の遠心加速器がある。加速器は、高速回転することで先端に乗った飛行士に大気圏突入時と同様の重力を与えるもので、スタッフは「回転すると時速300キロもの風が周囲に吹く」と、その威力に胸をはった。
1960年に開設されたセンターは、ソ連(当時)の飛行士を訓練する目的だったが、冷戦終結後は欧米などにも門戸を開き、これまで計30か国以上、400人余を受け入れた。セルゲイ・クリカリョフ所長は「今年からISS滞在の飛行士が3人から6人となり、センターで訓練する人数も必然的に増える」と言う。
世界からの飛行士受け入れは、ロシアの「宇宙戦略」と連動している。
ロシアは2006年から10年間の宇宙計画を策定、総額3000億ルーブル(約9000億円)の巨費を投じ、火星や月探査機の開発に取り組む。宇宙開発で米国に先行され、「世界的な金融危機下でも宇宙部門には金を注ぎ込む」(メドベージェフ大統領)決意だ。
訓練センターがもたらす資金と技術は、計画遂行に向けた貴重な資源だ。露宇宙航空局には各国から訓練費などが入るほか、2001年に米国の実業家をソユーズで宇宙旅行させた際には2000万ドル(約20億円)もの「運賃」を受け取った。米欧の飛行士を預かり交流を拡大することで、先端技術の獲得にも期待がかかる。
クリカリョフ所長は、「中国もここで我々の経験を学んだ。今はインドが有人飛行に取り組んでいる」と述べ、「宇宙ビジネス」拡大に意欲を示した。
(2009年9月5日09時20分 読売新聞)
共倒れ希望。
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