イランとアルメニア(3)
投稿者: gades_pluton_1930 投稿日時: 2005/04/08 07:27 投稿番号: [2886 / 6946]
(#2880からのつづき)
> >不定期連載の「ロシアおよび周辺国の姓」を書くために
> スラブ系やバルト系の人名のネタを集めていた最中でしたが、
> CDU_CSU さんの突っ込みが予想外の方向から来ました。(笑)
>
> どうもすみません。お話の腰の骨を折ってしまったようで...
いえいえ、とんでもございません。
こちらも調べることで勉強になりますし。
CDU_CSU さんの質問に対する答としては、ややこしい事を書かなくてはなりません。
誤解を招かないように、慎重に書きたいと思います。
> たとえば今回、日本からニ得点したハシェミアンをはじめ
> カゼミアンとかマンスーリアンという名前の選手もいました。
この3選手のフルネームを調べましたら、次のとおりでした。
Vahid Hashemian(バヒド・ハシェミアン)
Javad Kazemian(ジャバド・カゼミアン)
Ali Reza Mansourian(アリ・レザー・マンスリアン)
ハシェミアン、カゼミアン、マンスリアンはいずれも姓で、
バヒド、ジャバド、アリ・レザーは、ムスリムの名前をペルシア語風にしたものです。
> イラン人はムスリムなのでハシェム(アラブ風にいえばハシム?)とか
> マンスールといったムスリムらしい名前に〜アンがついたのかなと推測するのですが、どうでしょう。
まったくその通りです。
ハシェミアン、カゼミアン、マンスリアンは、それぞれ、
「ハシェム(Hashem)のところの者」
「カゼム(Kazem)のところの者」
「マンスール(Mansour)のところの者」
という意味です。
私が#2880で書いた、イラン人の姓のパターンのうち、
(1) 先祖の名前や出自に由来する「家名」
または
(2) 父の名
のいずれかに該当するものです。
ただし、ここで注意しなくてはならないのは、
「〜のところの者、〜の家の者」という意味の -ian という語尾は、
別にアルメニア語のものというわけではなく、
ペルシア語自体に存在するということです。
たとえば、姓とは若干異なりますが、別の事例を挙げます。
ペルシアにはかつて、サファヴィー朝(1501-1722)というシーア派系王朝が存在しましたが、
ペルシア語では、Safaviyan(Safavian)と表現します。
(↑のネタ、ペルシア語関連のサイトで拾いました。)
したがいまして、これらの選手(ハシェミアン、カゼミアン、マンスリアン)のことを、
アルメニア系と判断することは出来ません。
また、CDU_CSU さんが書いたとおり、アルメニア人の大半は、
キリスト教徒(アルメニア正教会信徒)であり、イスラム教徒はあまりいません。
-ian、-yanの形で終わる姓だからといって、
その前にくるのがムスリムの名前であるのなら、
アルメニア系の姓であると判断するのは、極めて不自然です。
(つづく)
--------------------
2005/ 1/25 20:02
投稿者: shibural7 (男性/海外、静かな朝の国、高麗)
私がソウル大学(入学点数は同大学内で一番低い学科)出身だが、私は猿島の小学生より漢字が読めないが、漢字は韓国では外国語だ。ハングル分かれば最上級知識人になれる。
私は外国文字で十何種類精通してるがそのなかに漢字は入ってない
> >不定期連載の「ロシアおよび周辺国の姓」を書くために
> スラブ系やバルト系の人名のネタを集めていた最中でしたが、
> CDU_CSU さんの突っ込みが予想外の方向から来ました。(笑)
>
> どうもすみません。お話の腰の骨を折ってしまったようで...
いえいえ、とんでもございません。
こちらも調べることで勉強になりますし。
CDU_CSU さんの質問に対する答としては、ややこしい事を書かなくてはなりません。
誤解を招かないように、慎重に書きたいと思います。
> たとえば今回、日本からニ得点したハシェミアンをはじめ
> カゼミアンとかマンスーリアンという名前の選手もいました。
この3選手のフルネームを調べましたら、次のとおりでした。
Vahid Hashemian(バヒド・ハシェミアン)
Javad Kazemian(ジャバド・カゼミアン)
Ali Reza Mansourian(アリ・レザー・マンスリアン)
ハシェミアン、カゼミアン、マンスリアンはいずれも姓で、
バヒド、ジャバド、アリ・レザーは、ムスリムの名前をペルシア語風にしたものです。
> イラン人はムスリムなのでハシェム(アラブ風にいえばハシム?)とか
> マンスールといったムスリムらしい名前に〜アンがついたのかなと推測するのですが、どうでしょう。
まったくその通りです。
ハシェミアン、カゼミアン、マンスリアンは、それぞれ、
「ハシェム(Hashem)のところの者」
「カゼム(Kazem)のところの者」
「マンスール(Mansour)のところの者」
という意味です。
私が#2880で書いた、イラン人の姓のパターンのうち、
(1) 先祖の名前や出自に由来する「家名」
または
(2) 父の名
のいずれかに該当するものです。
ただし、ここで注意しなくてはならないのは、
「〜のところの者、〜の家の者」という意味の -ian という語尾は、
別にアルメニア語のものというわけではなく、
ペルシア語自体に存在するということです。
たとえば、姓とは若干異なりますが、別の事例を挙げます。
ペルシアにはかつて、サファヴィー朝(1501-1722)というシーア派系王朝が存在しましたが、
ペルシア語では、Safaviyan(Safavian)と表現します。
(↑のネタ、ペルシア語関連のサイトで拾いました。)
したがいまして、これらの選手(ハシェミアン、カゼミアン、マンスリアン)のことを、
アルメニア系と判断することは出来ません。
また、CDU_CSU さんが書いたとおり、アルメニア人の大半は、
キリスト教徒(アルメニア正教会信徒)であり、イスラム教徒はあまりいません。
-ian、-yanの形で終わる姓だからといって、
その前にくるのがムスリムの名前であるのなら、
アルメニア系の姓であると判断するのは、極めて不自然です。
(つづく)
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2005/ 1/25 20:02
投稿者: shibural7 (男性/海外、静かな朝の国、高麗)
私がソウル大学(入学点数は同大学内で一番低い学科)出身だが、私は猿島の小学生より漢字が読めないが、漢字は韓国では外国語だ。ハングル分かれば最上級知識人になれる。
私は外国文字で十何種類精通してるがそのなかに漢字は入ってない
これは メッセージ 2883 (CDU_CSU さん)への返信です.
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