旅人木日記またはベセスダの回想

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宙吊りにされた男が聖火台に点火

投稿者: unhoo 投稿日時: 2008/08/13 00:34 投稿番号: [6248 / 6473]
首っ玉でつまみ上げられた猫みたいな情けない格好。大の男が空中で脚をばたばたさせて、聖火台まで吊られて行った。

聖火台の始まりは1932年のロサンゼルスオ・リンピックだそうだ。そのときの聖火はギリシャの神殿からリレーして来たのでなかった。おそらくは会場でマッチを擦って起こした火であろう。それが聖火台に移されると聖火になるというわけだ。科学的にはそのとおりである。

ギリシャの神殿の前で太陽光によって熾した火を会場までリレーするというのは、1936年のベルリンオリンピックが始まりである。アドルフ・ヒットラーの創意とも、ドイツの民間人の建議をヒットラーが採納したのだとも言われる。そのリレーはギリシャの神殿からバルカン半島を通過して最短距離で会場へ到達した。これは聖火を恭しく迎えるという精神に合っている。世界各地を巡って見世物にするという不謹慎なことを、ヒットラーはやらなかった。

そのときヒットラーは、政権を取って2年しかたっていない。前任者が招致したのを、ヒットラーが受け継いで完遂したのである。

そのときの点火役の選手は、会場の外でリレーされたトーチを持って会場の真ん中を走って横断し、聖火台に至る階段を力強く駆けのぼり、聖火台の横でトーチを高々とあげて会場の選手、群集に示してから、敬虔な姿勢で点火した。当時はテレビがなかったが、リーフェンシュタール女史の監督になる記録映画釤Olympia" 日本語題名『民族の祭典』のなかの一つのピークとなっている。

それに比べると、吊り上げられた人間による点火とは情けない話だ。

聖火台点火の前に、年端の行かない女の子を地上20メートルの高さに吊りあげて、会場を右へ左へと吊って行く場面があった。夜更けでもあり、吊り上げた時間も長かった。あれでは児童虐待になる。
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