旅人木日記またはベセスダの回想

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台湾の教育向上

投稿者: unhoo 投稿日時: 2006/02/12 02:53 投稿番号: [5316 / 6473]
>麻生外相?の台湾の教育向上に戦前の日本が貢献せし旨
発言ありし件につき、
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わしは昭和5年台湾高雄市の小学1年生になり、『国語読本』巻一は、第1ページ「ハナ」、第2、3ページ「ハト   マメ   マス   ミノ   カサ   カラカサ」だった。

明治28年うまれのわしの父は七、八歳で私塾(台湾の寺子屋)へ通って『三字経』という本の素読をやらされたそうで、その初めの部分を引用すると、「人之初   性本善   性相近   習相遠   苟不教   性乃遷   ・・・   ・・・」、これを意味もわからないまま全文約800字を暗誦するのが教育の第一歩じゃった。昔はこんな荒っぽい教育でも、大人になって識字者になれる者があったとはおどろきだが、途中で落伍した者の比率は相当大きかったのではあるまいか。父は16歳になってから、日本式初等教育を教える「公学校」に入学したが、その年齢でクラス中最年少だったそうだ。公学校を6年で卒業すると、やや資産のある家庭だったから、日本内地の商業学校(5年制中等学校)に学び、卒業して日本の大会社の社員になった。

『三字経』よりも『国語読本』のほうが、落伍せずに識字者になれる比率が高かったと思われる。
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