旅人木日記またはベセスダの回想

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研究詐欺師

投稿者: mrmc1964 投稿日時: 2005/12/22 23:25 投稿番号: [5256 / 6473]
  研究詐欺師といえば、ベル研のシェーンが横綱だ。サイエンス、ネーチャーに16報の捏造論文というのは想像を絶している。
韓国の黄先生には、もし、彼の主要な業績がすべて捏造なら、シェーンにつぐ名誉を与えてもよいだろう。研究捏造大関といったところか。
  これほどの大物はまれとしても、研究詐欺師は別に珍しくはない。日本を含めて何処の国にもそういう御仁はいる。

  シェーンが華々しく「活躍」していたとき、普通のアメリカの人は彼のことを知っていただろうか。間違いなくノーだ。固体物理の専門家ならともかく、普通の人には遠い存在であったろう。自然科学の研究者の認知度などその程度のものだ。

  黄先生の特殊性は、すべての韓国国民がその名前を知る国家の英雄であったことだ。彼は韓国ナショナリズムの希望の星であり、朝鮮民族の優秀性の証明であった。

  自然の探求と民族的熱狂、私には対極に位置するように見える二つの事柄が、韓国では見事に「調和」している。実際、研究に役立つならと、卵子提供の申し込みがが絶えなかったそうだ。黄先生のため、国家のためなら子宮に針刺される痛みなど何ほどのことかというわけだ。美しきことこのうえないではないか。こういうのを、言葉の正しい意味において、「グロテスク」と形容すべきなんだろう。
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