中共政府の思惑
投稿者: mrmc1964 投稿日時: 2005/04/17 16:44 投稿番号: [4893 / 6473]
日本の常任理事国入り妨害のカードとして、中共政府がデモをたきつけている、というシナリオが一部で信じられているようだが、どうも眉唾という気がする。
今の状況を冷静に判断すれば、反日デモは妨害工作としては何の役にもたっていない。それどころか、全くの逆効果になっている。目的のためには汚い謀略も平気で行うというレッテルを国際社会から張られることは、今の中共政府にとっては耐えられない汚点だ。日本の常任理事国入りをけん制するために中共が取ることのできるオプションは今回の騒動でむしろ狭められてしまったと見るべきだろう。中共指導部は決してバカではない。この程度のことは十分に予想できたはずだ。
どうも、今回の反日騒動はやはり自然発生的な側面が強いように思える。その自然発生的な騒動にどう対処してよいか極めて悩ましかったのだろう。警官は石を投げる民衆を阻止しなかったと日本では非難されているが(私も薄ら笑いをして眺めている警官には心底腹がたったが)、阻止しようとしたら流血の騒ぎを覚悟しなくてはならなかったのではないか。流血は別の意味で耐えられない選択だったのだろう。
さてどう収拾したらよいものか。確実にいえることは、今回の騒動が日本の嫌中派の割合を著しく高めたことだ。中国に居住する日本人の報告を見ると、むしろ、中国国内にいる方が今回の騒動のインパクトは小さいように見える。たぶん、マスコミが報道しないためだろう。日本は中国とは違う。日本の大使館や領事館が攻撃される映像を朝から晩まで繰り返し見せられたら、誰だって日中友好などとは言っていられない気分になる。
これは メッセージ 4887 (mrmc1964 さん)への返信です.
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