旅人木日記またはベセスダの回想

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Re  >「砲艦サンパブロ」

投稿者: unhoo 投稿日時: 2004/12/21 01:06 投稿番号: [4700 / 6473]
この映画をわしは見なかった。

この映画を撮影するとき、中共統治下の中国は、アメリカ人の入国を許さなかったらしい。それでアメリカの水兵が中国の市街を行進する場面は、台北市の迪化街で撮影された。迪化街は清朝時代からの卸売り商店街で、昔の面影を保存するために、建物の外観を変えることが、今でも禁止されている。現在は東京のアメヤ横丁に似た商売が行なわれているが、アメヤ横丁よりも規模が大きい。水兵隊のなかで、スティーブ   マックイーンが鉄砲を正しく担げないで、へたな担ぎかたをして、通っていく場面があるそうだ。

あの映画の監督は、纏足した女性を場面に取り入れたがったが、当時台湾は蒋政権の統治下にあって、蒋政権の役人たちは、纏足は中国の恥だからと、撮影を許さなかった。それで映画撮影隊は、纏足の「撮り逃げ」をやった。纏足を撮られたとの報が役人たちに届いたときには、撮影隊は全員台湾から遁走したあとだった。

纏足した女性は、当時でも、みなおばあさんになっていた。数人のおばあさんを雇って膝から下だけを撮り、あとで編集技術によって、纏足した若い女性が画面に出現したような感じにしたのであろう。その映画が台湾で上映されたとき、纏足女性が現れる画面は、カットされていたそうじゃ。
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