旅人木日記またはベセスダの回想

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春爛漫4

投稿者: mrmc1964 投稿日時: 2003/04/22 21:19 投稿番号: [1051 / 6473]
ひょんなことから始まった、「春爛漫シリーズ」も、既に4回を数えるに至った。意義深いことである。

4という数字を忌み嫌う者は多い。しかし、それが、最初に現れる非素数であるという、深遠な事実を認識する者は皆無に近い。(もっとも、数字を知らない幼児に限っての話ではあるが。)

4という数字の持つこの魅惑的な性質を活用すれば、例えば、「春爛漫4」は、もっと華麗に「春爛漫2 x 2」と表現することが可能になる。(もっとも、わざわざこんな面倒なことをする者がいるかどうか疑問ではあるが。)

このシリーズとしては、最多不到を誇る4回を迎えることができたのは、退去命令を下すこともなく、軒先を快く(かどうか、定かではないが)提供して下さった、木先生の恩情に依るところが大きい。さらに回数を重ねることが、ご恩に報いる唯一の方法であろう。

科学の最終的な目的は、冷徹に未来を予測することにある。たとえ、それが凄惨極まりないものであっても、我々は未来を想像する勇気を失ってはならない。
科学を信奉する者の、悲しき性というべきであろうか、私も、目から煙が出るほど前頭葉をこき使ったあげく(なかなか斬新な表現であるなあ)、とんでもない、未来をかいま見るに至ったのである。

私の見た驚愕の未来とは「そのうち春は終わり、夏が来るであろう」ということに他ならない。なんという恐ろしい予測であろうか。これに比べれば「中国が台頭して、日本が没落する」などという予測は、「酔っぱらいが、屁をこくかもしれない」という程度のものにすぎない。(やや、比喩が下品ではあるが。)

春が終わって、夏が来ても、なお、「春爛漫シリーズ」を続けることは許されるのであろうか。それは、自然の営みに対する背信行為と言えまいか。たとえ、変節漢という汚名を着せられようと、早々に、「初夏賛賛」とか「夏爛熟」とかいう、新シリーズに乗り換えた方が良いのではなかろうか。

驚愕の未来を目の前にして、私の思いはちぢに乱れるのであった。

しかし、ともあれ、今はまだ春爛漫に違いはない。明日のことは、明日にまかせるよりない。


ふーむ。

読み直すと、我のことながら、ばかばかしさ極致であるなあ。酔いに助けられたとはいえ、匿名性のなせるわざであろうか。

しかし、一度芽生えた自己嫌悪の念はいかんともし難い。
そろそろ潮時ということであろうか。

「春爛漫」
とりあえずの、完。
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