Re: 中国の常識=世界の非常識
投稿者: fukuino_kaze 投稿日時: 2009/10/04 07:34 投稿番号: [174 / 235]
チベット事件でも、四川の地震でも、そしてさらに頻発する炭鉱事故でも、中国当局はいつもその被害者の数は発表するが、個人の名前を発表したことがない。そして四川地震では、学校の崩壊で亡くなった子供の名前を記すという民間による活動が進められているが、さまざまな妨害にあっている。しかし、ウルムチ事件では政府関係者はその原因を昨年のチベット事件のように「海外の独立主張組織の扇動によるものだ」と言いながら、今回は「怒り」よりも「被害」の強調に力が入っている。しかしその実、被害の詳細を知りたがっている人たちへの対応は上述したようにあいもかわらず十把ひとからげともいえる「乱暴」なものだ。
それだけではない。現地入りした海外メディアの記者が取材地のホテルから無理やり追い出されたり、電話が通じなかったり、通信手段があまりにも足りなかったり……という話が伝わって来る。昨年のチベット事件を反省したのか、真っ先に海外メディアを受け入れたといわれる裏にも、やはりこういった「乱暴」な扱いが存在する。
そして、この少数民族が多く暮らす遠い西域、日ごろから「民族独立」が喧伝されている地域で突然起こった血なまぐさい事件に対して、その土地の外で日ごろからそれほど関係もなく暮らしている多くの中国人から出てきた声にもそんな「乱暴」さがあった。「独立、独立とうるさいな」というのもあったし、「ウイグル人は気が荒い」というのもあった。「ウイグル人は犯罪グループだ」というのも、「貧しいからだろ」というのも、「歯には歯を、だ」というのも。一方的に鼻息荒く「少数民族の肩ばかり持つな」とも言われた。そこには日ごろからウイグル人や新疆という土地にそれぞれが持っているイメージが増幅されていた。
今回のウイグル事件において、政府は否定しているものの、ウェブ上ではそのきっかけとなったのが実は6月26日未明に広東省韶関のおもちゃ工場で起こった事件に対するウイグル人の抗議だったという声が高まるにつれて、またも奇妙なものをそこに感じた。それは、「ウイグル」と「広東」、距離にして4千キロも離れたこの二つの地域がなぜ結びついたのか、そしてなぜその日、その香港出資の工場でウイグル人労働者と漢人労働者の間でしれつな殺し合いが起こったのかも。
事件を読み返して不思議なのはそれほどの事件がおきながら、工場側からはなんのコメントも出ていないこと。そして、なぜその工場が工場地帯の同地においても決して一般的とはいえない、4千キロも離れたウイグルから労働者を雇い入れるという方法を取り、また中国の常識から考えても決してスムーズにいくはずがないのに大量の中国人と一緒に働かせたのか。雇ったのが一人二人ではなく、これほどまでの大規模なグループとなれば行き当たりばったりでできることではないし、すでに1万人を雇用してきた経験を持つ会社なので現地事情に疎いという理由もありえない。さらに中国では一般的にこう事件が起こった場合、社会に不安ももたらしたという理由で企業管理者がその管理責任を問われるものだが、この事件ではそういった話は流れてこない。
それだけではない。現地入りした海外メディアの記者が取材地のホテルから無理やり追い出されたり、電話が通じなかったり、通信手段があまりにも足りなかったり……という話が伝わって来る。昨年のチベット事件を反省したのか、真っ先に海外メディアを受け入れたといわれる裏にも、やはりこういった「乱暴」な扱いが存在する。
そして、この少数民族が多く暮らす遠い西域、日ごろから「民族独立」が喧伝されている地域で突然起こった血なまぐさい事件に対して、その土地の外で日ごろからそれほど関係もなく暮らしている多くの中国人から出てきた声にもそんな「乱暴」さがあった。「独立、独立とうるさいな」というのもあったし、「ウイグル人は気が荒い」というのもあった。「ウイグル人は犯罪グループだ」というのも、「貧しいからだろ」というのも、「歯には歯を、だ」というのも。一方的に鼻息荒く「少数民族の肩ばかり持つな」とも言われた。そこには日ごろからウイグル人や新疆という土地にそれぞれが持っているイメージが増幅されていた。
今回のウイグル事件において、政府は否定しているものの、ウェブ上ではそのきっかけとなったのが実は6月26日未明に広東省韶関のおもちゃ工場で起こった事件に対するウイグル人の抗議だったという声が高まるにつれて、またも奇妙なものをそこに感じた。それは、「ウイグル」と「広東」、距離にして4千キロも離れたこの二つの地域がなぜ結びついたのか、そしてなぜその日、その香港出資の工場でウイグル人労働者と漢人労働者の間でしれつな殺し合いが起こったのかも。
事件を読み返して不思議なのはそれほどの事件がおきながら、工場側からはなんのコメントも出ていないこと。そして、なぜその工場が工場地帯の同地においても決して一般的とはいえない、4千キロも離れたウイグルから労働者を雇い入れるという方法を取り、また中国の常識から考えても決してスムーズにいくはずがないのに大量の中国人と一緒に働かせたのか。雇ったのが一人二人ではなく、これほどまでの大規模なグループとなれば行き当たりばったりでできることではないし、すでに1万人を雇用してきた経験を持つ会社なので現地事情に疎いという理由もありえない。さらに中国では一般的にこう事件が起こった場合、社会に不安ももたらしたという理由で企業管理者がその管理責任を問われるものだが、この事件ではそういった話は流れてこない。
これは メッセージ 1 (ari_babajapan さん)への返信です.
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