Re: 中国の常識=世界の非常識
投稿者: niccyuumonndai 投稿日時: 2009/04/16 10:17 投稿番号: [120 / 235]
【地方官僚VS人民】“河川がヒ素に汚染された”背景に官僚腐敗
昨年11月、河南省民権県を流れる沙河において、中国最大規模のヒ素流出事件が起こった。知らせを受けた市政府は、すぐさま周辺に広がる5つの河道を堰き止め、汚染の恐れがある家禽類を焼却処分し、灌漑や飲用水としての使用を全面禁止した。
「朝起きると、井戸の水がぜんぶ赤色になっていた」
昨年11月、河南省民権県を流れる沙河において、中国最大規模のヒ素流出事件が起こった。知らせを受けた市政府は、すぐさま周辺に広がる五つの河道を堰き止め、汚染の恐れがある家禽類を焼却処分し、灌漑や飲用水としての使用を全面禁止した。
その後の調査により、汚染源は、沙河上流にある化学製品工場からの工業排水であることがわかった。生産コストを下げるために、昨年7月から硫砒鉄鉱を原料としていたこの工場では、製造過程において猛毒の亜ヒ酸が発生するにも関わらず、汚水処理施設の建設を怠っていたという。そのため、1000万トン以上にもおよぶ工業廃水と廃鉱物、そして人体に非常に有害であるヒ素が、数ヶ月にわたって河川に垂れ流し状態になっていた。
世界でも類をみない最悪の環境破壊となった“河南民権ヒ素汚染事件”。この事件の背後に、目を覆いたくなるような“官僚汚染”があったことが、3月24日、北京の大衆紙の報道により明らかにされている。
それによると、事件が発覚した昨年11月以前、県の環境検察チームが同工場に立ち入り検査を行っていたことがわかったという。その後、チームトップの官僚自らが、直々に“汚染排出費”を徴収し、同時に、「この工場に対して“営業妨害”をしないように」と地域住民にお達しがでたというのだ。つまり、この工場がヒ素を垂れ流していることを知った上で、あえてそれを保護するような真似をしていたのである。
調査にあたった検察チームは、工場と官僚が結託して不正を行っていることをわかっていたはずだ。知っていてあえて“骨抜き”にされていたのである。告発しても自分にとってなんらメリットがなく、上司によって“クビ”にされかねないからであろう。一方、上司である官僚は、「企業を保護することにより地元の投資環境を合理化するためだった」とか、仮に問題となっても、「部下が私の意図を間違って解釈してしまった」などと、どうにでも言い逃れをすることが可能である。そのことを重々承知している部下たちは、社会正義の実現より、自分のリスク回避を優先したのである。
『お飾り上司』という言葉は会社でよく聞かれるが、中国では部下が『上司のお飾り』となってしまい、歪んだ権力構造と、政治システムの深刻な空洞化を招いているという。そのツケを支払わされるのは、いつでも無辜の人民であり、中国社会そのものだともいえる。
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昨年11月、河南省民権県を流れる沙河において、中国最大規模のヒ素流出事件が起こった。知らせを受けた市政府は、すぐさま周辺に広がる5つの河道を堰き止め、汚染の恐れがある家禽類を焼却処分し、灌漑や飲用水としての使用を全面禁止した。
「朝起きると、井戸の水がぜんぶ赤色になっていた」
昨年11月、河南省民権県を流れる沙河において、中国最大規模のヒ素流出事件が起こった。知らせを受けた市政府は、すぐさま周辺に広がる五つの河道を堰き止め、汚染の恐れがある家禽類を焼却処分し、灌漑や飲用水としての使用を全面禁止した。
その後の調査により、汚染源は、沙河上流にある化学製品工場からの工業排水であることがわかった。生産コストを下げるために、昨年7月から硫砒鉄鉱を原料としていたこの工場では、製造過程において猛毒の亜ヒ酸が発生するにも関わらず、汚水処理施設の建設を怠っていたという。そのため、1000万トン以上にもおよぶ工業廃水と廃鉱物、そして人体に非常に有害であるヒ素が、数ヶ月にわたって河川に垂れ流し状態になっていた。
世界でも類をみない最悪の環境破壊となった“河南民権ヒ素汚染事件”。この事件の背後に、目を覆いたくなるような“官僚汚染”があったことが、3月24日、北京の大衆紙の報道により明らかにされている。
それによると、事件が発覚した昨年11月以前、県の環境検察チームが同工場に立ち入り検査を行っていたことがわかったという。その後、チームトップの官僚自らが、直々に“汚染排出費”を徴収し、同時に、「この工場に対して“営業妨害”をしないように」と地域住民にお達しがでたというのだ。つまり、この工場がヒ素を垂れ流していることを知った上で、あえてそれを保護するような真似をしていたのである。
調査にあたった検察チームは、工場と官僚が結託して不正を行っていることをわかっていたはずだ。知っていてあえて“骨抜き”にされていたのである。告発しても自分にとってなんらメリットがなく、上司によって“クビ”にされかねないからであろう。一方、上司である官僚は、「企業を保護することにより地元の投資環境を合理化するためだった」とか、仮に問題となっても、「部下が私の意図を間違って解釈してしまった」などと、どうにでも言い逃れをすることが可能である。そのことを重々承知している部下たちは、社会正義の実現より、自分のリスク回避を優先したのである。
『お飾り上司』という言葉は会社でよく聞かれるが、中国では部下が『上司のお飾り』となってしまい、歪んだ権力構造と、政治システムの深刻な空洞化を招いているという。そのツケを支払わされるのは、いつでも無辜の人民であり、中国社会そのものだともいえる。
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これは メッセージ 1 (ari_babajapan さん)への返信です.
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