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なぜ悪くなる?中国共産党幹部

投稿者: laughable_news 投稿日時: 2011/05/29 14:43 投稿番号: [31 / 69]
最近、海外の学者は中国のあることに着目しました。それは、なぜ中国の共産党指導者は官職につくと悪くなるのか、ということです。原因は何なのでしょうか。専門家の分析を見てみましょう。

辛亥革命から100周年になる今年、中国では当局による異見者への締め付けが更に強化され、人権状況は悪化の一途を辿っています。雑誌“北京の春”の胡平編集長は、ニューヨークで開かれた討論会でこの問題を提起しました。なぜ中国共産党指導者は官職につくと悪くなるのでしょうか。

雑誌『北京の春』編集長   胡平:「艾未未のような有名人は(指導者は)知っているはずです。(拘束が)合法でないのも分かっています。黒いカバーとか知らないはずないです。なのに なぜ彼らは気にしないのか、夜眠れるのでしょうか、これは研究に値する問題です。昔 彼らと一緒にいた時はこんなに悪くはなかったのですから」

胡さんは北京大学哲学部の卒業生。同年代の胡錦涛、温家宝、習近平、李克強。学生時代は悪くなかったのに、官職が高くなったとたん、悪事を数多く働いたといいます。

これに対し胡さんは、一部の人は、止むを得ず消極的に悪事に協力していると分析。

『北京の春』編集長   胡平:「一部の人は止むを得ず流れに身を任せています。この体制の中に入ると全体が腐敗しているので、従わないと異端者に見なされ、排斥されます。もう一部の人は当局のやり方に不満を持ちながら、例えば異見者への抑圧や法輪功に対する弾圧など、でも敢えて反対できない。そんなに大きな権力がないから」

清華大学の卒業生胡錦涛主席は、在学中人付き合いもよく、温厚だったそうです。父は文革の時に迫害され、江蘇省泰県で惨死。以降30年間、胡錦涛主席が故郷を訪ねることはなかったといいます。

一方の温家宝首相も在学中は、成績が優秀で義理堅い人と評価。かつては、“人民日報”に胡耀邦前総書記を記念する文章を発表し、“人民の総理”とも呼ばれました。

胡さんは、これらの人たちは、政治体制の制約を受けながらも、政局不安定を恐れて、改革を強力に推し進めることができないと指摘。しかし、最高指導者である以上、中国の現状には責任を持たないといけないといいます。

『北京の春』編集長   胡平:「彼らは最高位置に君臨しているので、先人の制約を口実にしてはいけない。改革 変革の機会はあるはずです。毛沢東や訒小平の時代はまだ強い人が残っていて、彼らを束縛していましたが、今はもういなくなりましたから。口実もなくなりました」

時事評論家の藍述さんは、共産党員は人間性よりも“党性”が優先されると指摘します。

時事評論家   藍述:「人間性と党性が衝突した時、人間性は党性に服従します。これは中共の歴史からはっきり分かります。人間性がある状況で党の利益と衝突した時、党の利益を最優先するのは原則です。手中の権力が大きいほど党性優先の原則も高く、人民との対立も激しくなります」

BBCは、中国社会科学院農村問題研究センターの于主任の話として、今の中国には “敏感”な事件、人物、話題があまりにも多いと報道。日ごとに高まる民衆の鬱憤に対し、当局は“安定第一”を口実に庶民の訴えを抑圧しているのです。

しかし、国民への弾圧はいつかきっと責任を負わされる日が来ると、胡さんは警告します。

例えばドイツでは、第2次世界大戦から60年以上経つ今でも、ナチスの戦犯に対する審判が続いています。いつかきっと正義の裁きを受けるのです。

藍さんは、共産党員の脱退を呼びかけます。それによって、人間性の一面が復活するといいます。
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