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富家子は113万元の賠償でも困らない

投稿者: uso_ha_ikemasen_nee 投稿日時: 2009/05/25 19:23 投稿番号: [6376 / 11357]
上海では道路状況のよい高架道は「飆車族」が活躍する主要な場所になる。

面白い記事を見つけた。

先程の、4元盗んで6000元罰金の話と比較してもらうと、中国の貧富の差、そしてその異常さが、良く理解できると思う。






   5月7日夜8時過ぎ、浙江省杭州市の繁華街である文二西路で富家子(裕福な家庭の子弟)の胡斌(20)が三菱自動車のスポーツカーを猛スピードで運転、横断歩道でその大通りを渡ろうとしていた譚卓(25)を轢き殺した。過去2週間でこの交通事故は既に当局が神経を尖らせる社会事件にまで発展している。

   事実、それと類似する交通事故は中国の各都市でしばしば発生している。しかし、杭州市のこの暴走車事件は「豪華車」「富二代(富裕層の第2世代)」「生命軽視」「バックに高官」などのキーワードで国民の神経を刺激した。特に、事故調査の開始段階で警察側が事故を引き起こした車両の時速を70キロに認定したことに対する不満の声が、ネットで広まり、事態を複雑化させた。「犯行の性質の判断を左右しうる『時速70キロ』は警察側の富家子の犯行者に対するえこ贔屓によるものである」との疑惑など、様々な憶測が飛び交った。

   この一見簡単な交通事故は、一体、どのように中国全土を驚愕させる事件になったのか?

   5月7日夜8時8分に、25歳の浙江大学の卒業生、コンピュータハードウェアエンジニアである譚卓氏は杭州の文二西路の横断歩道を通過していた際に、疾走してくる赤色の三菱EVO   Xに衝突され死亡した。5月8日付けの地元紙の報道により、数名の目撃者は、「人(譚卓)が建物2階の高さまで飛んでしまった。最初、車の緩衝器が飛んだかと思ったが、結局落ちたのは人だった。転落した人は既にゼブラゾーンから20メートルほど吹っ飛ばされていた」と語った。

<非難の的となった警察側の記者会見>

   5月8日午後2時、杭州市西湖区の交通警察大隊の責任者は記者会見を開き、今回の事故に関する調査結果を公開した。警察側が発表した初歩的な調査結果は「事故を起こした車は改造されたものかどうかは不明」「ビデオカメラの映像がないため、事故発生の時に被害者が横断歩道を歩いていたかどうかは確認できない」「事故発生の時の車のスピードは時速70キロ」「事故発生の時に車の逆走を認めていない」など。警察側が発表した時速70キロは、事故目撃証言などを鑑みると、ありえない数値だったために、非難の嵐となった。

   「当事者の胡斌および証人らの陳述により、事故発生時に三菱EVO   Xのスピードは時速70キロであった。事故が発生した道路の制限速度は時速50キロ。三菱EVO   Xを運転する胡斌は通行人(譚卓)に気づいていなかったと認めている。しかし、車の逆走は通常の運転でも免れることができない。暴走という言い方が正しいかどうか、判断できない」。西湖区交通警察大隊の副大隊長・王建国のこのような発言は、記者会見の現場を大いに驚かせた。

   時速70キロの車にぶつかった人が5メートルの高さまで飛んでしまう、20メートル先まで吹っ飛ばされることが可能なのかという質問に対し、警察側は、被害者は地面に倒れた後、一定の距離を滑ったかもしれないと弁解に努めた。




   5月15日に杭州市公安局の常務副局長兼報道官の鄭賢勝氏は、5月8日に杭州交通管理局が開催した記者会見で事故を引き起こした車両の時速が70キロとの言い方が妥当ではなかったと認め、正式に謝罪した。

胡斌は交通事故罪の疑いで正式に逮捕され、まもなく起訴される。それと同時に被害者の遺族は加害者の親と損害賠償の金額に合意した。あわせて113万元(約1450万円)、中国の史上最高額の交通事故損害賠償となった。
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