日本の江戸川の民家の<4人の無理心中>
投稿者: yukimiyoko142388 投稿日時: 2012/04/11 16:38 投稿番号: [104 / 154]
<4人無理心中>一家のSOS生かせず
江戸川の民家
4人の遺体が発見された民家付近に集まる捜査員=東京都江戸川区松江で2012年4月6日午後9時52分、武市公孝撮影
東京都江戸川区の民家で、6日夜に小学生2人を含む一家4人の遺体が見つかった“無理心中”事件。この一家では、今年1月に父親(34)が自殺したばかりで、母親(28)も精神的に疲れた状態が続いていたという。区側が家族の相談に乗り出すなか、一家の「SOS」はなぜ届かなかったのか。
「子供が靴を履かずに歩いている」。最初に一家の異変に気付いたのは昨年12月下旬。近所の住民から同区「子ども家庭支援センター」に通報があった。
裸足で出歩いていたのは小学4年の長男(9)。一家は福岡県筑紫野市から昨年秋に引っ越してきたばかりで、両親と長男、小学2年の長女(7)、母親の兄(29)の5人で生活していた。
文京区の不動産会社で働いていた父は今年1月に自殺。母親の義父(64)=千葉県市川市=によると、「死にたい」と母親が自室にこもり始めたという。義父は、ほぼ連日、一家の食事の世話などをするため泊まり込んだ。母親は「子どもだけを残すのはかわいそうだ」と心中をほのめかすこともあったという。
一方、父の自殺後、学校のスクールカウンセラーは6回にわたり子供の心のケアに当たった。2月中旬には義父が学校に「母親の様子がおかしい。病院に連れて行きたいが拒んでいる」と相談しているが、連絡を受けたセンター職員が3回にわたり家庭訪問したものの母親は面会を拒み続けた。
2人の子供は小学校を休みがちで、引っ越し後、長男は20日、長女も40日欠席した。近所の人からは子供2人だけで買い物に行く姿も目撃されていた。義父は事件の約2週間前、母親から「もうかかわらないで」と言われ通うことをやめた。
事件後、家の中のパソコンから、母親が書いたとみられる遺書らしき文面が見つかった。燃え切っていない練炭も8個あった。そして義父の目を引いたのは冷蔵庫の中で腐敗していたキャベツや豚肉、マグロの切り身などの2週間前に用意した食材だった。部屋にはコンビニ弁当の空き容器が散乱していた。義父は「孫を無理にでも引き取っていればよかった。どうすれば家族全員を助けられたのか、今も分からない」と肩を落とした。
区教委は「義父とのコンタクトはできていたので、これ以上踏み込むのは難しかった。何か防ぐ方法はなかったか検証したい」としている。
NPO法人「自殺対策支援センター・ライフリンク」の清水康之代表は「無理心中などを防ぐためには、個人情報の壁を越えて、親類、行政、医療機関などとの情報共有が不可欠」と訴える。今回のケースでは母親が「死にたい」と言ったり、相当深刻な状況が推察されると指摘。「子供だけでも保護するといった介入の仕方も検討できたのではないか」と話す。
4人の遺体が発見された民家付近に集まる捜査員=東京都江戸川区松江で2012年4月6日午後9時52分、武市公孝撮影
東京都江戸川区の民家で、6日夜に小学生2人を含む一家4人の遺体が見つかった“無理心中”事件。この一家では、今年1月に父親(34)が自殺したばかりで、母親(28)も精神的に疲れた状態が続いていたという。区側が家族の相談に乗り出すなか、一家の「SOS」はなぜ届かなかったのか。
「子供が靴を履かずに歩いている」。最初に一家の異変に気付いたのは昨年12月下旬。近所の住民から同区「子ども家庭支援センター」に通報があった。
裸足で出歩いていたのは小学4年の長男(9)。一家は福岡県筑紫野市から昨年秋に引っ越してきたばかりで、両親と長男、小学2年の長女(7)、母親の兄(29)の5人で生活していた。
文京区の不動産会社で働いていた父は今年1月に自殺。母親の義父(64)=千葉県市川市=によると、「死にたい」と母親が自室にこもり始めたという。義父は、ほぼ連日、一家の食事の世話などをするため泊まり込んだ。母親は「子どもだけを残すのはかわいそうだ」と心中をほのめかすこともあったという。
一方、父の自殺後、学校のスクールカウンセラーは6回にわたり子供の心のケアに当たった。2月中旬には義父が学校に「母親の様子がおかしい。病院に連れて行きたいが拒んでいる」と相談しているが、連絡を受けたセンター職員が3回にわたり家庭訪問したものの母親は面会を拒み続けた。
2人の子供は小学校を休みがちで、引っ越し後、長男は20日、長女も40日欠席した。近所の人からは子供2人だけで買い物に行く姿も目撃されていた。義父は事件の約2週間前、母親から「もうかかわらないで」と言われ通うことをやめた。
事件後、家の中のパソコンから、母親が書いたとみられる遺書らしき文面が見つかった。燃え切っていない練炭も8個あった。そして義父の目を引いたのは冷蔵庫の中で腐敗していたキャベツや豚肉、マグロの切り身などの2週間前に用意した食材だった。部屋にはコンビニ弁当の空き容器が散乱していた。義父は「孫を無理にでも引き取っていればよかった。どうすれば家族全員を助けられたのか、今も分からない」と肩を落とした。
区教委は「義父とのコンタクトはできていたので、これ以上踏み込むのは難しかった。何か防ぐ方法はなかったか検証したい」としている。
NPO法人「自殺対策支援センター・ライフリンク」の清水康之代表は「無理心中などを防ぐためには、個人情報の壁を越えて、親類、行政、医療機関などとの情報共有が不可欠」と訴える。今回のケースでは母親が「死にたい」と言ったり、相当深刻な状況が推察されると指摘。「子供だけでも保護するといった介入の仕方も検討できたのではないか」と話す。
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