私と中国

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背心袋

投稿者: mamahuhu_ren 投稿日時: 2009/01/20 11:39 投稿番号: [230 / 1548]
ポリエチレンの買い物バッグのことを中国では「背心袋」(ランニングシャツバッグ)という。上手に名付けたものだ。

1980年代の初めのころはそのようなものはまだ登場していなかった。
北京で友諠商店には外国人しか入ることができなかった。その
友諠商店でも買い物袋は持参したものだ。ポリエチレンでできた
網のバッグでひとつ0.5元もしなかったと思う。5〜6バッグは
家にあったと思う。とても丈夫でかなり大量に野菜など買っても破れたり
切れたりはしなかった。

買い物バッグを持参するのは当たり前で店が客にサービスするなんて
言う時代ではなかった。店(すべて国営で個人商店ではなかった)
「店員は生産者と消費者の間に入って物を供給してやるのだ。」
物を売っていただける消費者が店員に「謝謝!」とお礼をいい
店員は「没関係」と言った具合で「よき社会主義」社会だったのだろう。

80年代の半ばに「北京のどこどこにスーパーができたらしい」
という情報を聞くと出かけていったものだが万引きを警戒し
荷物は預けなければならないし、小さな規模のものでチェーンストアー
ではなくつかの間に消えてしまった。

スーパーが本格的に登場したのは90年代になってからのことだろう。
朝陽区には「京客隆」というチェーン店である超市(スーパーマーケット)
が多いらしい。千客隆とか億客隆というのもある。それらの店では
精算を済ませると買い物の量に応じて背心袋に入れてくれる。
買い物に個人がバッグを持参する必要がなくなった。

オランダと中国糧油公司との合弁である「万客隆」(現在は別の
名前になっていると思うが)という大きなスーパーでは最初から
背心袋はくれず、欲しければ有料でということであった。
背心袋を無料でもらうことに慣れた消費者はエコの観点から
背心袋を有料とした万客隆に対して「けちなスーパーだ」という非難
の声もあった。

昨年あたりから全市で買い物袋は持参か有料という法律が生まれた。
昔の中国に戻ったわけだ。中国の背心袋のフィルムの厚みは日本よりも
ずっと薄い。(もちろん厚みのあるものもある。)街にはポリ袋が投げ
捨てられこれが風に飛ばされ枯れ木にはポリ袋の花が咲いたような
光景が今後なくなるだろう。

と思いしや農貿市場などでは袋を有料にするなんてことにすると
客はものを買ってくれない。昨年の9月くらいから薄い薄いポリ袋
で包装してくれるようになった。スーパーでは今でも袋は有料
というのは維持されている。

外国人相手のキオスクなんかもまだ袋は有料ということだが、
徐々に以前と同じように無料でバッグをくれるところも出始めた。
法律が出た時だけで、しばらくするともとの木阿弥となるのだろうか。
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