青い鳥
投稿者: mamahuhu_ren 投稿日時: 2008/12/09 22:23 投稿番号: [197 / 1548]
もう20年以上前になるのかなあ、こんな話を聞いたことがあります。
残留孤児の青年は東北の佳木斯(ジャムス)で暮らしていました。
日本と中国が国交を回復し祖国日本へ帰ることができるようになりました。
その青年は今まで佳木斯しか知りませんでした。日本へ帰る
ということになり、生まれて初めて大都会ハルピンへ到着しました。
そこは今まで経験したことがない大都会でした。
「日本へなんて行くことはない、なんと言うすばらしい大都会
なんだろうか」とハルピンですごい感激を味わいました。
そこから日本へ向かうために北京へ到着しました。「中国にこんな
大都会があったのか、日本に行く必要はない。すばらしい」
とたいそう興奮しました。
北京からその青年は飛行機に乗り東京へ。そこで見た世界は
言い表すことができないとてつもない世界でした。佳木斯の田舎から
生まれてはじめて見るものすごい世界が東京でした。
その彼は東京で中国関係の貿易会社に就職することが
できました。あるとき会社の同僚に誘われてキャバレーなる
ところへつれて行かれました。「この世界にこんな世界があるなんて」
感激、感激。
連日連夜彼はこのすばらしい世界に通い続けました。有り余る給料を
もらっているわけではありません。でもその快楽は魅力的で
彼を虜にしてしまいました。そのうち会社の金を使い込みとうとう
解雇されてしまいました。
日本を知ったことが彼の幸せだったのだろうか。佳木斯で
暮らしていたほうがよかったのでは。
本当にあった話です。
これは メッセージ 196 (putaro234 さん)への返信です.
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