恐るべき中国の実像

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公害、恐るべき中国の実像

投稿者: sekaihyoujyun55 投稿日時: 2011/02/26 12:57 投稿番号: [97 / 184]
中国にも「公害病」は当然ながら存在する。中国各地から報じられる環境汚染や公害から判断して、「公害病」の状況は、日本の「4大公害病」を遥かにしのぐほどに深刻と考えられるが、中国政府は依然として「公害病」の存在を公式に認めていないのが実情である。

鉛含有は28.4%、カドミウムは10.3%

コメに含まれていた重金属で基準値超過が最も多かったのは鉛で28.4%を占め、これに次ぐのがカドミウムの10.3%であった。一方、2007年頃に行われた潘根興の調査では、コメの重金属汚染の主体は“長江”以南で生産される“&#31868;米(せんまい)”<注1>であり、とりわけ湖南省、江西省などでは深刻な状況にあることが判明した。

  また、2008年4月に潘根興が研究チームを引き連れて、江西省、湖南省、広東省などの“農貿市場(農民が生産した農産物を販売する自由市場)”で無作為に買い入れたコメのサンプル63個を分析した結果、何とその60%以上に基準値を超えるカドミウムが含まれていた。これは中国南部地方の酸性土壌で“超級雑交稲(スーパー・ハイブリッド稲)”<注2>を栽培すると通常の稲に比べてカドミウムの吸収量が高まることが一因であるが、土壌のカドミウム汚染がその根本的な原因と考えられる。

  中国のコメの年産量は約2億トンであるが、上述のごとく、基準値を超えるカドミウムを含むコメが10%あるとすれば、その量は2000万トンとなる。日本の2007年におけるコメの生産量は882万トンであるから、中国の「カドミウム汚染米」は日本のコメの年産量の約2.3倍もの膨大な量である。

  これらの汚染米を生産している農民たちは、生産したコメがカドミウムに汚染されているなどとはつゆ知らずで、自家消費分を除いたコメを食糧センターやコメ専門企業に売り渡す。こうしてカドミウム汚染米は市場に流通し、何も知らない消費者は疑うことなくカドミウム汚染米を購入し、安全と信じて食べることになるのである。消費者が購入するコメは毎回同一地域で生産されたものとは限らないから、カドミウム汚染米を常食する危険性は少ないと思われる。ところが、カドミウム汚染米を生産する農民は自家製米を常食するので、カドミウムが体内に蓄積される危険性は極めて高い。
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