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またやったな、帰化人・秋山

投稿者: tanqueray6253 投稿日時: 2007/01/01 21:04 投稿番号: [95812 / 99628]
秋山   パンチ105連発で桜庭をTKO

笑顔で記念撮影に応じる秋山(白の道着)と清原(その奥)
 
  秋山が、王者の意地であこかれの格闘家を破った。31日に行われたK―1   Dynamite!!のメーンイベントで、HERO’Sライトヘビー級王者・秋山成勲(31=フリー)が、桜庭和志(37=フリー)に怒とうのパンチ105連発を浴びせ、1R5分37秒でTKO勝ちした。2年ぶりにセコンドについたプロ野球オリックスの清原和博内野手(39)と歓喜の抱擁。ケガと闘い続ける盟友に勝利をプレゼントした。

  抱き続けていた胸の内を、試合後のリング上で吐き出した。格闘家になる前からあこがれていた桜庭にTKO勝ちした後にマイクを握ると、セコンドを務めた清原が満面の笑みで見守る横で、秋山はひと言、ひと言、言葉をかみしめた。

  「昼食時に清原選手に“みんなを泣かせることを言え”と言われた。本当なら柔道最高!って叫びたいところなんですが、この勝利を、ボロボロになりながらも死に物狂いで闘っている清原和博にささげたい」

  左ひざなどのケガに苦しみながら、グラウンドで戦い続ける友のために勝ちたかった。秋山が格闘家デビューした04年Dynamite!!以来、2年ぶりに清原の姿がコーナーにあった。入場時には、さらに大阪府内で柔道に励む小中学生140人が一緒だった。戦う動機は十分だった。

  「道着?ギリギリで決めた。脱いでみようと思って。年末だし、皆さんに“オーッ”と言ってもらいたかった」

  試合直前に、こだわりのある柔道着を脱ぎ、同じ条件で戦うことをアピールした。桜庭の左ローが急所に入るアクシデントもあったが、関係なかった。右バックハンドブローでコーナーに飛ばし、タックルをかわして桜庭をはわせると105連発のパンチを見舞った。5分37秒で勝負を決めた。

  「清原さんはオレなんかよりも多くの壁を乗り越えてきて、現在にたどり着いている。戦う場所が違うけど、意味のあるライバルだと思う」

  PRIDEからHERO’Sに移籍してきた桜庭との頂上対決を制し、真のエースとなった。「体調は万全じゃなかったけど、これを乗り越えたことは自信になる」。06年の最後を飾った秋山が、07年は格闘技界の中心に立つ。

  ≪桜庭   会見拒否≫後味の悪い試合になった。TKOで敗れた桜庭は「秋山の体に油のようなものがついている。チェックしてほしい」と興奮して谷川EPに詰め寄った。

  試合中に何度もタイムのポーズを取り、レフェリーにチェックを求めたが、要求は通らなかった。レフェリーに動くようにせかされても「動けるわけない。確認しろ」と訴えた。試合どころではない状態で、殴られるだけ殴られた。

  秋山は、柔道時代に前襟に異物を塗ってつかみにくくしていたとの噂もある。それだけに、桜庭も必要以上に気になったのかもしれないが、今回は審判団がチェックしても異変はなく、秋山も「相手のセコンドにも確認してもらった。すっきりしなくて残念」と表情を曇らせた。

  興奮が収まらない桜庭は会見を拒否して会場を去った。谷川EPは「桜庭選手にしたら道着を着ていて脱いだらオイルが塗ってあったように感じたんだと思う。今後、問題提起してもらってもいい」と気持ちを代弁した。ファンが待ち望んだ黄金カードのモヤモヤ決着を晴らす方法は、再戦しかなさそうだ。
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