結婚しても半分はお金をよこせ
投稿者: mets_249_r 投稿日時: 2005/07/16 12:49 投稿番号: [92214 / 99628]
産経朝刊
(07/16)
女子ゴルフツアー 韓流、光と影 エリート教育…“投資”以上を求める親たち
女子ゴルフの今年最後のメジャー大会「全英女子オープン」が今月28日に開幕する。女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)ら米ツアーのトッププロに加え、日本からは宮里藍、不動裕理らが出場予定。そんな中でもうひとつの注目は、日米ツアーで“韓流ブーム”を巻き起こしている韓国勢だ。全米女子オープンを初制覇した23歳のバーディー金をはじめ、世界マッチプレー2位のミーナ・リーも出場する。彼女たちが育った驚くべき韓国のゴルフ事情とその舞台裏を、日本ツアー8勝のベテラン高又順プロ(41)に聞いた。(肥谷令子)
今の韓流ブームの発端は朴セリにあり。
高プロによると一九九八年に朴セリが「全米女子プロ」と「全米女子オープン」のメジャー大会を制したことで、大きな流れが生まれたという。
「韓国で女の子を持つ親たちが“明日の朴セリ”を目指して、自分の娘にゴルフをさせるようになったのよ。この時、年間二千人もジュニアゴルファーが増えて、今もそのブームは続いているわ」
韓国のゴルフ場は少ない。メンバーコースで二百程度しかなく、パブリックコースを入れても三百程度。予約が取りにくく、1ラウンドの料金は子供でも二万五千〜三万円。プロなどのレッスンを受けると、月五十万円以上ものレッスン料がかかるという。
その中で自分の娘にゴルフをさせるのは容易ではない。逆にゴルフを始めさせた親は“投資”と考え、子供をプロにするために必死になる。
「練習場でもつきっきりで、トイレ以外は遊べないように監視する。パットを外したらごはんを食べさせないような親もいるわね。親が怖いから、子供は一生懸命練習する」
全精力をかけて娘を厳しく鍛える一方でゴルフをしない兄や弟らは、手がかからないように留学させるケースも多い。
△ △ △
だが、そんなブームとは裏腹に韓国の女子ツアーは現在、ジリ貧の状態にある。
今季、六月までに行われたツアーはわずか三大会、四大会目は九月。大会は予定されていても、間近になると中止となることが多い。だから、子供が上達すると、親たちは主戦場としてまず米国を目指す。
韓国では米女子ツアーを週に四日(予選から決勝まで)、深夜二時ごろから生中継しており、韓国人選手がウエアなどにつける企業ロゴが放映される。
つまり米女子ツアーで活躍する選手にスポンサーはつきやすい。朴セリの絶頂期には一企業が五年で推定三億円を出した。
「だから親たちは企業に、必死になって娘の売り込みをする。ツアーの移動とか住まいとか。家族で娘についていくからお金もかかるのよね」。そして諸事情で米国に行けない選手は日本ツアーに参戦する。
△ △ △
ジュニアから厳しい親の監視下で強くなる彼女たち。これが九八年以降にゴルフを始めた韓国人選手が日米で活躍している背景だ。だが、プロになった瞬間、彼女たちは家族を養う“義務”が生まれる。親や家族と行動をともにし、養う。
ところが、そのパイオニアだった朴セリやグレース朴たちはいま、振るわない。その理由を高プロはこう説明した。
「有名になって、お金も得て、ふと、振り向いて気づいたのよ。自分の人生にゴルフ以外なかったことを。男性と付き合いたくても、親に反対されてうまくいかなかったり…。だから今、彼女たちは親と距離を置いている。それで頭も心もパニックになっているの。結婚しても半分はお金をよこせ、なんて親に言われた子もいる。子供よりお金が大事なんて、おかしいよね」と寂しそうに笑った。
米女子ツアーにおける韓国人家族の評判は、けっして良いとはいえない。禁止されている練習場に入って指導するなどのルール違反。公衆の前で娘を殴る親もおり、米国では子供への暴力が犯罪となることもあるだけに、白い目で見られることも。“投資”以上のリターンを求める親たちの過熱ぶりがうかがえる。
「五年後には日本ツアーに出る選手の半分が韓国人選手になるよ。彼女たちは家族の命を背負ってくる。ハングリーだから」と高プロは締めくくった。
女子ゴルフ界の“韓流”は、ちょっぴりほろ苦い。
女子ゴルフツアー 韓流、光と影 エリート教育…“投資”以上を求める親たち
女子ゴルフの今年最後のメジャー大会「全英女子オープン」が今月28日に開幕する。女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)ら米ツアーのトッププロに加え、日本からは宮里藍、不動裕理らが出場予定。そんな中でもうひとつの注目は、日米ツアーで“韓流ブーム”を巻き起こしている韓国勢だ。全米女子オープンを初制覇した23歳のバーディー金をはじめ、世界マッチプレー2位のミーナ・リーも出場する。彼女たちが育った驚くべき韓国のゴルフ事情とその舞台裏を、日本ツアー8勝のベテラン高又順プロ(41)に聞いた。(肥谷令子)
今の韓流ブームの発端は朴セリにあり。
高プロによると一九九八年に朴セリが「全米女子プロ」と「全米女子オープン」のメジャー大会を制したことで、大きな流れが生まれたという。
「韓国で女の子を持つ親たちが“明日の朴セリ”を目指して、自分の娘にゴルフをさせるようになったのよ。この時、年間二千人もジュニアゴルファーが増えて、今もそのブームは続いているわ」
韓国のゴルフ場は少ない。メンバーコースで二百程度しかなく、パブリックコースを入れても三百程度。予約が取りにくく、1ラウンドの料金は子供でも二万五千〜三万円。プロなどのレッスンを受けると、月五十万円以上ものレッスン料がかかるという。
その中で自分の娘にゴルフをさせるのは容易ではない。逆にゴルフを始めさせた親は“投資”と考え、子供をプロにするために必死になる。
「練習場でもつきっきりで、トイレ以外は遊べないように監視する。パットを外したらごはんを食べさせないような親もいるわね。親が怖いから、子供は一生懸命練習する」
全精力をかけて娘を厳しく鍛える一方でゴルフをしない兄や弟らは、手がかからないように留学させるケースも多い。
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だが、そんなブームとは裏腹に韓国の女子ツアーは現在、ジリ貧の状態にある。
今季、六月までに行われたツアーはわずか三大会、四大会目は九月。大会は予定されていても、間近になると中止となることが多い。だから、子供が上達すると、親たちは主戦場としてまず米国を目指す。
韓国では米女子ツアーを週に四日(予選から決勝まで)、深夜二時ごろから生中継しており、韓国人選手がウエアなどにつける企業ロゴが放映される。
つまり米女子ツアーで活躍する選手にスポンサーはつきやすい。朴セリの絶頂期には一企業が五年で推定三億円を出した。
「だから親たちは企業に、必死になって娘の売り込みをする。ツアーの移動とか住まいとか。家族で娘についていくからお金もかかるのよね」。そして諸事情で米国に行けない選手は日本ツアーに参戦する。
△ △ △
ジュニアから厳しい親の監視下で強くなる彼女たち。これが九八年以降にゴルフを始めた韓国人選手が日米で活躍している背景だ。だが、プロになった瞬間、彼女たちは家族を養う“義務”が生まれる。親や家族と行動をともにし、養う。
ところが、そのパイオニアだった朴セリやグレース朴たちはいま、振るわない。その理由を高プロはこう説明した。
「有名になって、お金も得て、ふと、振り向いて気づいたのよ。自分の人生にゴルフ以外なかったことを。男性と付き合いたくても、親に反対されてうまくいかなかったり…。だから今、彼女たちは親と距離を置いている。それで頭も心もパニックになっているの。結婚しても半分はお金をよこせ、なんて親に言われた子もいる。子供よりお金が大事なんて、おかしいよね」と寂しそうに笑った。
米女子ツアーにおける韓国人家族の評判は、けっして良いとはいえない。禁止されている練習場に入って指導するなどのルール違反。公衆の前で娘を殴る親もおり、米国では子供への暴力が犯罪となることもあるだけに、白い目で見られることも。“投資”以上のリターンを求める親たちの過熱ぶりがうかがえる。
「五年後には日本ツアーに出る選手の半分が韓国人選手になるよ。彼女たちは家族の命を背負ってくる。ハングリーだから」と高プロは締めくくった。
女子ゴルフ界の“韓流”は、ちょっぴりほろ苦い。
これは メッセージ 1 (magekuri さん)への返信です.
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