北朝鮮はFIFAの処分を真摯に受け止めよ
投稿者: rachi_yamero 投稿日時: 2005/05/05 09:18 投稿番号: [91365 / 99628]
http://www.sankei.co.jp/news/050502/morning/column.htm
産経抄
平成17(2005)年5月2日[月]
サッカーの観戦は数えるほどの経験しかないが、あの興奮は他のスポーツとちょっと違う。肉体がぶつかりあうかと思えば頭脳戦があり、ずる賢さも必要だ。ルールは野球などと比べて単純だが、その分、荒々しく人間的で、サポーターの頭にも血がのぼる。
▼だから、W杯アジア最終予選の北朝鮮−イラン戦で起きた観衆の暴徒化に対する処分を、厳しすぎるという人もいるようだが、筆者は大いに納得した。なるほど、ああいう激しいスポーツだからこそ、厳格ともいえるルール至上主義が必要なのか、というわけだ。
▼観衆の暴徒化は、北朝鮮のペナルティーキックを認めない判定に激高した北朝鮮選手が、審判に詰め寄ったのが引き金となった。これが誤審かどうかは問題ではない。試合では審判は神である。ましてプレー中のことを、プレー外の暴力に訴え覆そうなど許されるわけがない。
▼これは、スポーツだけでなく法治社会の精神というものだ。北朝鮮が反省の弁もなく「不正な判定」と抗議し、観衆の暴徒化の再発をほのめかすような脅しめいた発言をしたのは、無法国家だからこそできたのだろう
。
▼そういえば最近、似たような理屈をこねて、大衆の暴徒化を正当化したアジアの国があった。法治国家を名乗りながら、「愛国無罪」などという矛盾したことを容認してしまった。かの国に五輪開催国としての資質が備わっているかは大いなる疑問だ。
▼法治社会とは、権力者をも、いや権力者だからこそより厳しく法律で縛る社会である。法律を恣意(しい)的に作ったり、運用したり、情実がはびこる独裁国家には、法治は根付かない。そのことを、今回の騒動は実証している。北朝鮮はFIFAの処分を、真摯(しんし)に受け止めるべきだ。
これは メッセージ 91265 (rachi_yamero さん)への返信です.
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