毎日新聞の言う「韓流」
投稿者: bokoboko_hantou 投稿日時: 2004/03/12 22:17 投稿番号: [87153 / 99628]
[発信箱]「韓流」という風=高橋豊
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「韓流(はんりゅう)」という風が、日本へ吹いている。
今、アジアへ広がる韓国のドラマや映画、音楽のブームのことだ。
韓国ドラマで最も反響を呼んだのが、「冬のソナタ」である。NHK衛星放送で放映が終了後も、ビデオや本などで爆発的な人気が続いている。
「冬のソナタ」は、恋人(ペ・ヨンジュン)を交通事故で失った女性(チェ・ジウ)が、10年後に恋人そっくりの男性に出会って展開する。
なるほど、反響があるはずと、ビデオを見ながら思う。韓国ドラマは、愛や恋を真正面から描いていて、現在の日本のドラマのように屈折しない。かつての、わが国で言えば、山口百恵主演「赤いシリーズ」、あるいは菊田一夫作「君の名は」の持つ豊かな物語性がある。さらに、儒教の国のためか、男女のセリフが丁寧で、中年以降には懐かしく思えるのだ。
韓国映画は、ブームの契機となった「シュリ」以降、日本でも市民権を得て、今年は20本に及ぶ作品が上映される。
さて、日本映画の現状はどうなのか。韓国映画に比べ、内容が貧しくなっている気がする。邦画大好き人間だから、あえて言うが、韓国のような熾烈(しれつ)な争いがないままに、雑な映画が横行していないだろうか。
「韓流」を象徴するような映画を見た。
全編韓国語でセリフを言い、日本語字幕という画期的な日本映画「ホテル
ビーナス」(タカハタ秀太監督)である。
主演の草〓剛をはじめ、ハングルは明快で、ほぼモノクロの画面と共に刺激的な映画だった。
風は、新たな種子を運んでくれる。(学芸部)
(毎日新聞2004年3月8日東京朝刊から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/hassinbako/art/040308M141_0202101E10DF.html
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