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伊藤博文暗殺と安重根について

投稿者: legend_panda 投稿日時: 2003/11/24 18:30 投稿番号: [85368 / 99628]
明治42年10月26日の伊藤博文暗殺事件以降、安重根は朝鮮半島では英雄とされています。
しかし、もし安重根が直接伊藤博文を暗殺したのではないということになったら、朝鮮人及び自虐サヨは
彼の価値を見直すことができるのでしょうか?。

この事件は非常に突っ込みどころが多い、ミステリアスに満ちたものなんです、実は。


1.随行した室田義文の証言
[室田義文翁譚(常陽明治記念会刊)]
  室田義文は貴族院議員で、伊藤博文の日露関係調整工作に随行し、暗殺現場にも傍らにいて銃弾に倒れた
  伊藤博文を介抱した人物だが、後の証言では
  「伊藤博文の致命傷になった銃弾は、第一弾が肩から胸部乳下に留まり、第二弾は右腕関節をつきぬけ
  臍の側を縫って外部にそれ、第三弾が臍の右側を縫い腹部の皮を切って外部にそれている。」
  と、銃弾がいずれも「斜め上方から発射されたもの。駅の食堂の2階から発射されたものではないか。」という
  見解を示している。その一方で銃の発射音がした時に小柄な男(これが安重根と言われている)がロシア兵の
  股の間を潜るような格好でピストルを構えているのを目撃している。
  股の間を潜るような格好で発射された弾丸が、人間の斜め上方から命中するものだろうか?。

2.発射された銃について
  [日本政治裁判史録(明治・後)(第一法規刊)]
  逮捕された際に安重根が保持していた銃は「ブローニング式七連発」という銃。しかし室田義文の証言では、
  伊藤に致命傷を与えたのは「フランスの騎馬銃の弾丸」であった。
  更に,安重根は7発中6発の銃弾を発射していたが、暗殺現場で実際に発射された銃弾数は
  ①伊藤博文が3発被弾して死亡   ②川上俊彦(ハルビン総領事)1発被弾で重傷
  ③森泰二郎(宮内大臣秘書)は1発で軽傷   ④田中清次郎(満鉄理事)は1発で軽傷
  ⑤室田義文は3発被弾して、足にかすり傷とコートの裾、ズボンの裾に貫通。
  と、合計9発になる。

3.当日の行動について(1と同じ室田議員の証言)
  ハルビンの駅に伊藤博文と随行一行を乗せた特別貴賓列車が到着したのが午前9時。ロシアの
  ココフツェフ蔵相が列車の伊藤の席まで出迎え,そのまま列車の中で川上俊彦の通訳で会談。
  その後ココフツェフが軍隊(外国貴賓警備ためにロシア軍、ロシアと清国の官憲が居並んでいた)の閲兵を
  希望した為に、伊藤がココフツェフや随行とともに列車から駅ホームに降り立った。
  暗殺はその閲兵中に行われた。
  本来予定になかった閲兵を希望して伊藤を列車外に連れ出し、更に他の随行と共に伊藤の傍らにいながら
  まったくかすり傷ひとつ負ってないロシアのココフツェフ蔵相の行動は疑問とされる。
 
4.裁判権問題(2の資料による)
  事件発生地域は「ハルビン」なので当時の清国。ただし当時の「ハルビン駅」は「東清鉄道株式会社付属地」
  で、(旧)ロシアの所属地であった。そのハルビン駅内で暗殺事件は発生し、安重根の身柄確保は
  ロシア軍、逮捕は「東清鉄道警察署長」が行っている。
  ロシア所属地での事件なので、ロシアがこの事件の裁判を行ってしかるべきなのだか、ロシアは簡単に
  安重根の身柄をハルビン駐在日本総領事に引き渡している。

5.共犯者(2の資料による)
  この事件で逮捕・起訴されたのは安重根を含めて4人いるが、死刑になった安重根以外の3人は
  「殺人幇助罪」で懲役3年未満の微罪ですんでいる。暗殺に荷担していたとしたら、実行犯でなくても
  重罪になるのが当時の常識。(現在でもある意味そう。)
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