一時期の日本では>人のマネをするな!
投稿者: legend_panda 投稿日時: 2003/07/23 12:01 投稿番号: [82520 / 99628]
元々日本の工業水準は、世界的に見てもとても高いものでした。
それは、古代から続いて生産された日本刀の武器としてのレベルの高さや,
戦国時代にポルトガル人から入手した鉄砲の複製品をいとも簡単に作って量産をはじめたこと、
今も残る江戸時代の「からくり人形」やその人形を使った「からくり山車」の精巧さからも証明できます。
ただし、明治維新以降に「すでに産業革命を成し遂げた欧米各国」との交流が始まると、「富国強兵」の
スローガンとともに「欧米志向」の考えが大勢を占めてしまい,更に第二次世界大戦での敗戦で
「欧米志向」がさらに強くなっていったことは確かです。
その結果「自国で開発した技術を軽視して、欧米で認められた技術ならありがたがって受け入れる。」と
いった風潮もありました。
その当時の日本は、欧米コンプレックスから、まだ自分達の技術に信用を持っていなかったのだと思います。
ただし、技術者の立場から言えば「特許の言葉のあやを突いて同じような物を安価で作り出した」というのは、
必要があって行ったことです。
当時、欧米の製品を輸入しようにも1$=360円の時代で、あまりにも販売価格が高額になりすぎてしまい、
当時の一般庶民の所得からすれば国内に普及させたり大量消費させるのが不可能でした。
(例:テレビなど)
そのために「安価に製品をつくる」目的で製品の国産化にこだわった結果、「猿真似」と言われてしまいました。
外国からすれば「自分達が作った製品が輸出できなく(売れなく)なる」ので、悪口も言うでしょうが、
「同じ性能で製品の製造原価を安価にして、(結果)製品価格を抑える」というのも立派な技術革新の
条件のひとつなので、恥じる必要はありません。
ただ、その当時でもよく「日本は真似はうまいがオリジナルは少ない」と言われてましたが、
そんなことは全然無く、その時代でも日本の技術者達は、将来につながる新技術の研究を継続して行っていました。
ただしそれがまだ日本でも世界でも最先端過ぎて、受け入れられなかったというようなこともありました。
しかし、その時代からずっと蒔き続けていた技術の種が、現物的にも思想的にも現在花となり実を結んで
いるのだと思います。
これは メッセージ 82518 (iikagennnseiyohenntai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1834688/4z9qa4ua46a41a4sa4j_1/82520.html