文化財の略奪行為について
投稿者: uumin3 投稿日時: 2003/04/15 08:49 投稿番号: [79197 / 99628]
今回のイラク国立博物館の略奪については、メソポタミア文明に関する現代の悲劇といえるでしょう。
失われたものが完全に取り戻せるとも思えませんので、痛恨の極みとしか言えない出来事でした。
ただし、一部報道をはじめこの略奪行為に対する責任を米英軍の軍事行動に帰そうとする向きの意見に
は反対です。お門違いも甚だしい。米英軍がメソポタミア文明に悪意を抱いていたとか、それを破壊する
のを目的としていたとは、誰も言えないはずです。(一部電波を除く)
ひとえに略奪行為はイラク国民の問題であり、非難する立場からは民度の問題と言えるでしょうが、もと
もと国の宝は国民のもの、食うに事欠いて歴史もないものだとイラク国民が考えるならば、それは安全で不
自由無い立場からわれわれが口を挟むべき筋合いではないのかもしれません。
衣食足りて礼節を知るといいます。もともとイスラムでも略奪は禁じておりますし、彼らの窮迫がもっと
緩いものであればこのような事態にはならなかったかもしれません。もし、略奪したおとーちゃんが大家族
の糊口をしばらくしのげるだけのものを得られたならば、そちらの方がよかったとすることすら考えられる
のではありませんか?
そしてもし、米英軍が気を利かして博物館の警護に人員を割いていたとしても、おそらく彼らを責めよう
とする向きからは、「人々が殺し合い、飢えている時に博物館を守るなんて、米英にとってはイラクの民衆
よりも文化財が大切なんだろう!」という罵倒が浴びせられたでしょう。
理屈で責めるのではなく感情で責めるのは、非常にかたはらいたいことです。せめての慰めに、おなか一杯
食べることができたイラクのばーちゃんや嬢ちゃんやぼくちゃんのことを想像することにしませんか?
これは メッセージ 79166 (nabekama55 さん)への返信です.
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