いじめは日本に特殊的な現象ではない
投稿者: tohrisugary 投稿日時: 2003/03/13 15:43 投稿番号: [78216 / 99628]
http://plaza27.mbn.or.jp/~homosignificans/bullying2.htm
> 我が国では、とりわけ1980年代以降、学校における〈いじめ〉が大きな社会的問題としてクローズアップされ多方面からの論議の的とされてきた。
> 従来、ややもすれば、いじめを日本の文化的・社会的背景と性急に結びつけて論じる傾きがあった。
> 異質なものを集団から排除する日本の精神風土がいじめの原因だとか、日本人の集団主義がいじめを生むのだ、といった論調である。
> 近代主義者や個人主義者にとって、いじめは、真の意味の近代化を成し遂げていない「遅れた」日本社会を批判するのに格好の素材だったわけである。
> ところがこの間に、近代化のお手本であるはずの欧米社会にもいじめがあることが知られるようになった。
> ある評論家は、古今東西いじめはあった、しかしいじめが原因で子供が自殺しているのは現代日本だけの現象だ、などと放言しているが、大きな間違えである。
> ノルウェーでは1982年にあいついで3人の児童がいじめが原因で自殺し、この事件をきっかけとしてノルウェー政府が全国の学校を対象に実態調査に乗り出し、いじめに関する研究がにわかに盛んになったという経緯がある。
> イギリスでもやはり80年代半ばに子供の自殺をきっかけにして、国を挙げていじめ防止への取組が始まったことが知られている。
> いじめられた子を自殺に追いやるほどの過酷ないじめは、むしろ先進諸国に共通して見られる学校現象だと言わなくてはならない。
> とはいえ、日本におけるいじめがそのまま異文化にも見出されるというわけではない。
> これは〈お辞儀〉と〈握手〉とがどちらも〈挨拶〉という儀礼的行為のカテゴリーに属するとしても、それぞれのスタイルが同じとはいえないのとよく似た事情にある。
> 日本におけるいじめが日本固有の様式上の特徴をもつ点は否定できない。
> にもかかわらず、スウェーデンやイギリスの研究者がbullyingを次のように定義し、彼らによるいじめの事例の記述を読みまた聞くにつけ、〈いじめ〉が先進型の社会に通有する現象であることを信じないわけにはゆかない。
これは メッセージ 78152 (flower_charming さん)への返信です.
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