盗んだものを国宝に
投稿者: ooshimazakura 投稿日時: 2002/09/16 11:39 投稿番号: [68467 / 99628]
壱岐の重文経典盗難事件が時効
一九九四年に壱岐芦辺町の安国寺から国の重要文化財「高麗版大般若経」が盗まれた事件は、二十三日午前零時で七年の時効が成立した。酷似した経典三巻が九五年に韓国で国宝に指定されたことが判明。外務省が韓国側に調査協力を要請したが、同一物か確認できないまま終結となった。
盗難が発覚したのは九四年七月二十三日。十一世紀初頭に高麗で彫られた版木から刷った初彫本と、写本の計四百九十三巻が宝財殿からなくなっていた。南京錠を切断して侵入し、経典だけを持ち去ったとみられ、被害額は数億円。
県警は全国の古物商から情報を募るなどしたが犯人像はつかめないまま。「最後に見てから盗難に気付くまで二カ月が過ぎており、広範囲な捜査を余儀なくされた」(県警幹部)。
一方、文化庁は韓国が九五年に国宝に指定した経典三巻と、安国寺の初彫本の写真を照合。染みや汚れ、巻末の署名などが酷似していることが判明し、外務省は九八年二月、韓国側に調査協力を要請した。
しかし韓国側からは同年七月までに「要請にこたえることは難しい」と回答。外務省北東アジア課は「相手の好意に期待するしかなく、限界がある」としている。
朝鮮半島から渡来した文化財については、過去に日本が多数を持ち出した経緯から、韓国側には複雑な国民感情があるとされる。県も「時効と言っても今は(教科書問題などで)難しい時期。こちらから働き掛けることは難しい」と苦しい立場を強調する。
大浦宏道住職は「経過を全く知らせてもらえず、ちゃんと調べたのか疑いたくなる。時効は身を切られる思い」と話している。
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