奥の細道
投稿者: cfx789 投稿日時: 2002/08/12 21:04 投稿番号: [64283 / 99628]
奥が細い方が良いか、入り口が細い方が良いか?
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月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也。
舟の上に生涯 をうかべ、馬の口とらえて老をむ かふる物は日〃旅にして旅を栖とす。
古人も多く旅に死せるあり。
予もいづれの年よりか片雲の風にさそはれて、
漂白の思ひやまず、海濱にさすらへ去年の秋江上の破屋に、
蜘の古巣をはらひてやゝ年も暮、
春立る霞の空に白川の関こえんと、そゞろ神の物につきて心をくるはせ、
道祖神のまね きにあひて、取もの手につかず。
もゝ引の破をつゞり、笠の緒付かえて、三里 に灸すゆるより、
松嶋の月先心に かゝりて、住る方は人に譲り、杉風が 別墅に移るに、
草の戸も住替る代ぞひなの家
面八句を庵の柱に懸置。
弥生も 末の七日、明ぼのゝ空朧〃として、
月は在明にて光おさまれる物から不二の峯幽にみえて、
上野谷中の 花の梢又いつかはと心ぼそし。
むつまじきかぎりは宵よりつどひて舟に 乗て送る。
千じゆと云所にて船をあがれば、
前途三千里のおもひ胸にふさがりて幻のちまたに離別の泪をそゝく。
行春や鳥啼魚の目は泪
是を矢立の初として、行道なをすゝまず。
人〃は途中に立ならびて、後かげのみゆる迄はと見送なるべし。
これは メッセージ 64245 (saku_saku_1 さん)への返信です.
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