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サクラ2

投稿者: ditgtedgbbdc 投稿日時: 2002/08/05 00:34 投稿番号: [63437 / 99628]
V サクラの園芸品種(サトザクラ)
鎌倉時代の記録に、八重桜の接ぎ木がおこなわれていたことがのこされている。園芸品種の作出は室町時代に盛んになり、江戸時代には250種ぐらいが記録されている。現在、約300種をかぞえる園芸品種のうち、よく知られたものを母種の系統別にしるす。

1 ヤマザクラ系 佐野桜、市原虎の尾、菊枝垂、御信桜(ごしんざくら)、平野寝覚(ひらのねざめ)など。

2 オオヤマザクラ系 松前、松前八重寿(まつまえやえことぶき)など。

3 カスミザクラ系 白雪、数珠掛桜(じゅずかけざくら)、奈良桜、薄墨(うすずみ)、明星、松前早咲など。

4 オオシマザクラ系 染井吉野、兼六園菊桜、駿河台匂(するがだいにおい)、楊貴妃、東錦、普賢象(ふげんぞう)、御衣黄(ぎょいこう)、一葉、松月(しょうげつ)、関山(かんざん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、法輪寺、天の川(あまのがわ)、麒麟(きりん)、有明など。

5 マメザクラ系 緑萼桜(りょくがくざくら)、冬桜、おしどり桜など。

6 チョウジザクラ系 高砂、雛菊桜(ひなぎくざくら)、奈天(なでん)、猩々(しょうじょう)など。

7 エドヒガン系 八重紅枝垂(やえべにしだれ)、枝垂桜(しだれざくら)、十月桜、小彼岸、熊谷など。

8 カンヒザクラ系 寒桜、椿寒桜(つばきかんざくら)、啓翁桜(けいおうざくら)など。

VI サクラの病虫害
サクラは病虫害の多い植物である。サクラテングス病はソメイヨシノに多く発生し、枝や幹にこぶができ、そこから小さい枝がほうきのようにでる。ここの葉は健全枝よりはやく開き、花はほとんどさかない。やがて葉は黒くなり、かれて死ぬ。冬から早春のうちに、病気の枝と元のこぶを切りとり、切り口にペンキやコールタールをぬる。

穿孔(せんこう)褐斑病は6〜9月にかけて、葉に褐色の斑点ができ、1〜5mmの穴が開く病気である。葉がはやくかれおち、木の生長がわるくなる。ボルドー液などでふせぐ。

胴枯れ病は木の皮がへこんで、そこにいぼのような突起ができ、葉や花がかれてしまう病気である。冬の間にボルドー液などをまいてふせぐ。

サクラの害虫でいちばんおそろしいのはコスカシバである。幼虫が幹や枝の間にはいりこみ、木をからしてしまう。外に飴色(あめいろ)のやにと、糞(ふん)をだすので、春、その部分をたたいて殺したり、夏にスミチオン800倍液をまいて、幼虫を殺す。

アメリカシロヒトリは幼虫の群れが葉をくいあらし、木を丸坊主にしてしまう。そのほかの害虫には、オビカレハ、モンシロシャチホコ、イラガの幼虫、クワシロカイガラムシ、ミノムシなどがある。
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