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ニホンザル

投稿者: anthropotos 投稿日時: 2002/07/28 16:19 投稿番号: [61329 / 99628]
ログをざっと見ていたら、いくつかニホンザル研究の知見についてのソースを示せ、という投稿があったので、お答えします。

ニホンザルの個体が同心円的に付置するというのは、餌場という特殊な状況における現象だというのは、古くから指摘されて今ではニホンザル研究では常識です。一番早く、批判を展開したのは、以下の書籍。
『サル学再考』(水原洋城、群羊社)

順位序列が最上位のオスを「リーダー」と呼ぶことは擬人法的な誤りであることを最初に指摘した書籍は以下。

『ニホンザルの生態』(伊沢紘生、どうぶつ社)

上記のことについて一般化して書かれている啓蒙的書物はいくつかあります。以下のとおり。

『サルはなぜ群れるのか』(中公新書)杉山幸丸
『霊長類学入門』(岩波書店)江原昭善・大沢斉・河合雅雄・近藤四郎 編
『サルの文化誌』(平凡社) 西田利貞・伊沢紘生・加納隆至 編
『サル学なんでも小事典』(講談社ブルーバックス)京都大学霊長類研究所
『ニホンザルの生態と観察』(ニュー・サイエンス社)高畑由起夫

ニホンザル研究に強い関心を持つ人がいて驚きですが、原著論文を読みたい方は、"Primates"などの雑誌を読んでください。以下のサイトで、学名のMacaca fuscataで検索するとニホンザルの論文を見つけることができます。ただし、後者は要登録です。

Primate Info Net (Wisconsin Regional Primate Research Center)
http://www.primate.wisc.edu/pin/

Washington Univ.
http://primates.hslib.washington.edu/

それでは。
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