日本の「旧石器57万年」は完全な虚構
投稿者: davidpkjp 投稿日時: 2002/07/09 09:23 投稿番号: [51594 / 99628]
日本の「旧石器57万年」は完全な虚構
英雄となるのを望んだ個人の詐欺劇なのか、日本の考古学界の構造的病弊なのか。昨年末発覚した古代遺跡ねつ造事件は日本列島全体に衝撃を与え、日本の考古学を世界的な笑い者にしてしまった。
アマチュアの遺跡発掘家で東北旧石器文化研究所の藤村新一前副理事長が、40カ所以上の旧石器時代の遺跡をねつ造してきた事件に対し、日本の考古学界は個人の行動としている。しかし、約20年間にわたって行われてきたねつ造について、学界の風土自体に問題があるとの指摘もあり、さらには日本社会の「過去を美化する」雰囲気を指摘する声も出ている。
ねつ造劇が発覚したことで、70万年を超えていると見られていた日本の人類史は、57万年分がすっかり抜け落ちてしまった。北京原人やジャワ原人に匹敵するとされ、あらゆる想像力が加えられた「日本原人」のロマンたっぷりの世界は虚構となり、歴史教科書は最初の1ページから書き直さなければいけない運命となった。
「上高森遺跡で出土した石器は60万年前のもと判定される。このため原人が日本列島に生存していたことが確実となった」
歪曲された内容で問題となった日本の「新しい歴史教科書をつくる会」の中学生向け教科書は、日本史の根底がどれだけ悠久なものかを説明するこのような文章から始まっている(ねつ造発覚後は修正)。26種類の高校生向け歴史教科書のうち14種も同様な記述が、写真や地図などともに掲載されていた。
しかし問題の石器をはじめ、42カ所の遺跡がねつ造されたことがわかり、「70万年の歴史」は最初から崩れた。考古学界は「13万年以前の前期旧石器時代が存在していることを裏付ける証拠が消滅した。白紙になった」とむなしさを感じている。
日本の人類史が70万年前までとして確定できていたことはAひとえに藤村前副理事長の20年にわたる「活躍」のためだった。中期(〜13万年前)、後期(〜3万年前)の旧跡時代の存在は、これまでいくつかの遺跡で少なくはない遺跡が出土し、学術的に認められている。しかし、前期旧石器時代の遺跡が100%、藤村前副理事の手がけたものだった。1981年以降、前期旧石器時代の遺跡が出土した10カ所あまりの遺跡は、例外なく発掘に彼が関与し、その大部分がねつ造したものであることを本人が自白している。
このため、日本の出版業界は前期旧石器時代の記述を削除・修正するために奔走している。三省堂をはじめ高校生向け教科書を出版している出版社8社は、藤村前副理事長が関与したものと確認された遺跡に関する部分をすべて削除すると発表している。
ベストセラー『日本の歴史』シリーズを出版した講談社も、ねつ造された遺跡の記述が含まれている書籍の販売を中断、改訂版を作成している。『旧石器考古学事典』をはじめ各種年鑑・事典も、該当記述が削除された改定本に替えているところだ。
数十万年前、「秩父原人」が生活していた「原人の村」として宣伝し、大々的な観光キャンペーンを行っていた埼玉県秩父市は、原人のキャラクターを使用した酒・お菓子の製造を全面中断するなど、事態収集に奔走している。日本の考古学界は回復するには相当期間かかるほどの国際的な批判を受け、藤村前副理事長が登場する1981年以前の状態にまで後退した。
英雄となるのを望んだ個人の詐欺劇なのか、日本の考古学界の構造的病弊なのか。昨年末発覚した古代遺跡ねつ造事件は日本列島全体に衝撃を与え、日本の考古学を世界的な笑い者にしてしまった。
アマチュアの遺跡発掘家で東北旧石器文化研究所の藤村新一前副理事長が、40カ所以上の旧石器時代の遺跡をねつ造してきた事件に対し、日本の考古学界は個人の行動としている。しかし、約20年間にわたって行われてきたねつ造について、学界の風土自体に問題があるとの指摘もあり、さらには日本社会の「過去を美化する」雰囲気を指摘する声も出ている。
ねつ造劇が発覚したことで、70万年を超えていると見られていた日本の人類史は、57万年分がすっかり抜け落ちてしまった。北京原人やジャワ原人に匹敵するとされ、あらゆる想像力が加えられた「日本原人」のロマンたっぷりの世界は虚構となり、歴史教科書は最初の1ページから書き直さなければいけない運命となった。
「上高森遺跡で出土した石器は60万年前のもと判定される。このため原人が日本列島に生存していたことが確実となった」
歪曲された内容で問題となった日本の「新しい歴史教科書をつくる会」の中学生向け教科書は、日本史の根底がどれだけ悠久なものかを説明するこのような文章から始まっている(ねつ造発覚後は修正)。26種類の高校生向け歴史教科書のうち14種も同様な記述が、写真や地図などともに掲載されていた。
しかし問題の石器をはじめ、42カ所の遺跡がねつ造されたことがわかり、「70万年の歴史」は最初から崩れた。考古学界は「13万年以前の前期旧石器時代が存在していることを裏付ける証拠が消滅した。白紙になった」とむなしさを感じている。
日本の人類史が70万年前までとして確定できていたことはAひとえに藤村前副理事長の20年にわたる「活躍」のためだった。中期(〜13万年前)、後期(〜3万年前)の旧跡時代の存在は、これまでいくつかの遺跡で少なくはない遺跡が出土し、学術的に認められている。しかし、前期旧石器時代の遺跡が100%、藤村前副理事の手がけたものだった。1981年以降、前期旧石器時代の遺跡が出土した10カ所あまりの遺跡は、例外なく発掘に彼が関与し、その大部分がねつ造したものであることを本人が自白している。
このため、日本の出版業界は前期旧石器時代の記述を削除・修正するために奔走している。三省堂をはじめ高校生向け教科書を出版している出版社8社は、藤村前副理事長が関与したものと確認された遺跡に関する部分をすべて削除すると発表している。
ベストセラー『日本の歴史』シリーズを出版した講談社も、ねつ造された遺跡の記述が含まれている書籍の販売を中断、改訂版を作成している。『旧石器考古学事典』をはじめ各種年鑑・事典も、該当記述が削除された改定本に替えているところだ。
数十万年前、「秩父原人」が生活していた「原人の村」として宣伝し、大々的な観光キャンペーンを行っていた埼玉県秩父市は、原人のキャラクターを使用した酒・お菓子の製造を全面中断するなど、事態収集に奔走している。日本の考古学界は回復するには相当期間かかるほどの国際的な批判を受け、藤村前副理事長が登場する1981年以前の状態にまで後退した。
これは メッセージ 1 (magekuri さん)への返信です.
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