イランの国民車ペイカン
投稿者: fyojizzzz 投稿日時: 2004/05/08 12:39 投稿番号: [958 / 3876]
イランを旅行したひとなら、毎日目にし、おそらく何度かはお世話になったであろうペイカン。
そのペイカンが来年3月までに生産を終了するとのニュースがありました。
経済ネタが続き、関心の無い方もいると思いますが、個人的には旅行中、何度もお世話になり、
思い入れもありますので、取りあげさせてもらいます。
で、このペイカン(arrow 矢という意味らしい)、1967年にイギリス車ヒルマン・ハンターを
モデルにして生産が開始され、以来30数年、イランの人々の足となり今日に至っているとのこと。
この間、マイナーで表面的な仕様変更は行われたが、技術的な部分はほとんど変わっていないよ
うで、日本的基準だと、クラシック・カー並ですね。
現在のペイカン、新車は7500ドルほどと他車に比べて割安で、依然人気が高く、生産待ちの長い
リストがあるとのこと。そのなかで、なぜ生産中止を決定したのか、理由は明示されていません
でしたが、おそらく、技術的にあまりにも古くなりすぎたことがあると思われます。
ペイカンを生産している Iran Khodro Industrial Group のHPをみてみましたが、現在の
1600ccのペイカン、最高出力は日本の軽自動車並の67馬力、最高速度は137キロとあります。こ
れにはちょっと驚きました。むこうではガタガタの旧車でも乗ってこわいぐらい吹っ飛していた
との印象があったので、もう少しパワーがあるのかな、と思いましたが。もっとも、新車も含めて、
スピード・メーターをカットしてある車ばかりに遭遇したので、実際にはそんなにスピードが出
ているわけではないのかもしれませんね。
ペイカン、非力なこと以上に、燃費が問題かも知れませんね。なんと、リッター5キロちょっととか。
いくらガソリンが激安でも、燃費5,6キロというのは、資源的にも、またそれ以上に、環境に
対して酷すぎますよね。
より省燃費で環境負荷の少ない新型車の投入、遅すぎた感もありますが、まだペイカンを見た
ことがないという方、あるいは(ぼくもそうですが)多少のノスタルジーを感じる方、心配な
いでしょう。生産は来年終了しても、あと10年や20年は、ペイカンがイランの街から消えること
はないでしょうから。
これは メッセージ 957 (sefide2003jp さん)への返信です.
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