RE:親日的
投稿者: sharghi82 投稿日時: 2004/04/20 18:54 投稿番号: [918 / 3876]
何人かの方が書いてることには私も同感です。その他のことでは、もう少し世代が前の方々についてですが、日本が過去に欧米列強に屈せずにがんばったことや経済発展を好意的に見る人がいるようです。
イラン自身が近代に入ってからは欧米列強に虐げられてきた(石油などの資源を無尽蔵に取られた、セカンドシチズン扱いされてきた)ということが共有の意識としてまずある(パフラヴィ朝への反発はそういうところからも来ていたようですし)。そういった列強に首肯せざるを得なかった自国に対し、同じアジアの、しかも小さな国である日本は、明治維新後大国に同等の力を手に入れようとしてどんどん国力を挙げていった。そこに、感銘を受ける人たちも多かったようです。
そのせいか、その過程で日本がアジア各国にどんなひどいことを強いて来たかはあまり知られていないようにも思います。
第二次世界大戦後の復興ぶりにもやはり感動する人たちがたくさんいて、その頃の日本については世界各地で「勤勉実直」というステレオタイプが流布していますが、イランでも御多分に漏れずという状況のようです。イランは資源は非常に豊富なのに経済的に発展していない、それにひきかえ日本は何もないのにここまで発展したという比較をする人も多く、そこでは日本への憧れよりも自国のふがいなさのが強いのかなぁと、端で聞いている者としては思ったりします。
それに"made in Japan"は、アメリカにおけるそれとは違って、質が向上してからの輸入だったのか、初めから"made in Japan"="good quality"という認識があるようです。
私は中東一般についてはほとんど知りませんので推測ですが、やはり歴史的に関係がまだ浅いので悪い側面をお互いに知らずに済んでいる(あるいはそういった関係を持たずに現在まで来ることができた)ということ、いわゆる第二次世界大戦前の先進国であった欧米とは違う国なのに発展したので希望を与えるということ、家族や祖先を大事にするなどの風習・習慣が似ていることから親近感を覚えるといったことは、イランに限らず中東の人にも共通しているのかなと思いました。
そこに「おしん」などが拍車をかけたんじゃないでしょうか。ただ、こうやって様々な情報が行き交う現在、その時のステレオタイプに基づく好意が今後どう変わっていくかは心配ですね。また、一方的な好意というのは長続きしないと思うので、日本の人にとってはまだまだ中東というのは遠い国ですから、そういう意味でも今後の関係がこのまま続くか心配なところです。
これは メッセージ 911 (nk_penguin2000 さん)への返信です.
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