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エバディ女史の記念講演

投稿者: fyojizzzz 投稿日時: 2003/12/13 00:37 投稿番号: [717 / 3876]
10日にオスロで開かれたノーベル平和賞授賞式、幸いにもBBCワールドTVでライブ放送を見ることができました。

受賞者、シリン・エバディさん、背の高いノルウェー人に囲まれていたせいか、写真で見たときよりも、ずっと
小柄で、人の良いさそうな中年のご婦人に見えました。外見からはうかがえない強い意志や勇気、行動力は、緒
方貞子さんを連想してしまいました。

授賞式でも、その直前の記者会見時と同様、スカーフはつけていませんでしたね。ご本人が以前から予告して
たことですが。しかも、壇上で、ディプロマを受け取るとき、授与する側の男性(皇室関係者?)と握手までし
ていました。イラン国内では保守派のグループが、彼女の態度を「反イスラム的だ」として弾劾する動きもある、
との記事を読みました。

sharghiさんが前の投稿で、イスラムの寛容性について触れていましたが、記念講演のなかでエバディさんも同様
の趣旨のことを述べていました。ムハンマドの言葉として「そなたは自分の信ずるところを信じればよい、われ
はわが宗教を信じるなり」とおっしゃったとか。

欧米の新聞では、「受賞者、米国を非難」といった具合に、エバディさんがイラクやパレスチナ問題での、
米国による人権無視を告発したことが大きく取り上げられているようですが、ぼくにとっては、それ以上に、
自らの国やイスラムについて触れている部分に興味をひかれました。

「わたしはイラン人です。あのキュロス大王の後裔です。」として、バビロン幽囚にあったユダヤ人を解放し、
被征服民の信仰や文化を尊重した大王のに続く民族として、イランにおける自由や人道主義の伝統を示唆して
いました。

イスラムに関しても、民主主義や自由、男女の平等などとけっして矛盾するものではないとする持論を展開し
ていました。

保守派からは、反イスラム的だと批判され、改革派の一部からは、現体制への批判が生ぬるいと失望をかって
いるエバディさんですが、彼女が授賞講演でしめくくった言葉、「人種、性、信仰、国籍、地位にかかわらず、
すべての人々に、あらゆる人権を付与する」その日を期待したいと願わずにはいられません。
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