Re: 多難な大統領2期目
投稿者: fyojizzzz 投稿日時: 2009/08/08 13:03 投稿番号: [3482 / 3876]
読売新聞、久保記者の記事
<イラン大統領2期目就任、対外強硬姿勢強める>
8月6日8時18分配信 読売新聞
【テヘラン=久保健一】6月のイラン大統領選で再選された保守強硬派のアフマディネジャド大統領は5日、同国国会で就任宣誓を行い、2期目の任期をスタートさせた。
就任演説で大統領は、「外国のイランへの介入や侮辱は認めない」と述べ、国際社会の焦点であるイラン核開発問題などで妥協しない考えを改めて示した。
大統領選の無効を訴えるムサビ元首相ら改革派幹部は就任式を欠席。ロイター通信によると、改革派支持者数百人が抗議デモを行った。
5日、任期2期目に入ったイランの保守強硬派アフマディネジャド大統領は今後、対外政策で一層強硬姿勢を強める可能性が高い。大統領選後の改革派の反政府運動で低下した政権の求心力回復を最優先させる必要があるためだ。国際社会が懸念を強める核問題や対米関係改善で、早期の打開は困難な状況になってきた。
就任演説で大統領は、「イランを不安定化させる不当な介入の責任を取るべきだ」などと欧米諸国を批判したものの、過激なレトリックは控えた。米ホワイトハウスのギブス報道官が4日、大統領選結果を追認する姿勢を示したことに一定の配慮を示した可能性もある。国営通信によれば、麻生首相も4日、大統領に祝電を送った。
だが選挙後の混乱収拾にあたって、国民の批判を外に向ける目的で「欧米の介入」を非難し続けたことで、融和姿勢への転換は困難になっている。むしろ、求心力回復のため、欧米批判を強めて、緊張を高め、国内引き締めに利用しようと考えている可能性が高い。
実際、イラクからイラン北西部に不法入国したとして先月末、イラン当局に拘束された米国人3人について、保守派国会議員が4日、「スパイ活動のため入国した」との見方を示した。拘束事件を、米国非難に利用しようとしているフシがうかがえる。
一方、核問題について大統領は選挙前の5月、欧米などとの協議に応じない考えを示している。選挙後の欧米との関係悪化をふまえると、協議再開の可能性はさらに低下した。
米オバマ政権は、核交渉の期限を年内に設定する一方、ゲーツ米国防長官が先月、核開発に関してイランが「9月の国連総会までに回答することを期待する」と発言しており、タイムリミットは刻々と迫っている。年末に向けて国際的緊張がさらに高まることも考えられる。
一方、欧米との対立が深まれば、国連や米国などの経済制裁の緩和・解除が遠のき、国内経済の不振に拍車がかかることになろう。党派を問わず国民の不満が高まれば、対外的な「危機の創出」で乗り切ろうという戦略は、破綻(はたん)することになる。 .最終更新:8月6日8時18分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090806-00000137-yom-int
<イラン大統領2期目就任、対外強硬姿勢強める>
8月6日8時18分配信 読売新聞
【テヘラン=久保健一】6月のイラン大統領選で再選された保守強硬派のアフマディネジャド大統領は5日、同国国会で就任宣誓を行い、2期目の任期をスタートさせた。
就任演説で大統領は、「外国のイランへの介入や侮辱は認めない」と述べ、国際社会の焦点であるイラン核開発問題などで妥協しない考えを改めて示した。
大統領選の無効を訴えるムサビ元首相ら改革派幹部は就任式を欠席。ロイター通信によると、改革派支持者数百人が抗議デモを行った。
5日、任期2期目に入ったイランの保守強硬派アフマディネジャド大統領は今後、対外政策で一層強硬姿勢を強める可能性が高い。大統領選後の改革派の反政府運動で低下した政権の求心力回復を最優先させる必要があるためだ。国際社会が懸念を強める核問題や対米関係改善で、早期の打開は困難な状況になってきた。
就任演説で大統領は、「イランを不安定化させる不当な介入の責任を取るべきだ」などと欧米諸国を批判したものの、過激なレトリックは控えた。米ホワイトハウスのギブス報道官が4日、大統領選結果を追認する姿勢を示したことに一定の配慮を示した可能性もある。国営通信によれば、麻生首相も4日、大統領に祝電を送った。
だが選挙後の混乱収拾にあたって、国民の批判を外に向ける目的で「欧米の介入」を非難し続けたことで、融和姿勢への転換は困難になっている。むしろ、求心力回復のため、欧米批判を強めて、緊張を高め、国内引き締めに利用しようと考えている可能性が高い。
実際、イラクからイラン北西部に不法入国したとして先月末、イラン当局に拘束された米国人3人について、保守派国会議員が4日、「スパイ活動のため入国した」との見方を示した。拘束事件を、米国非難に利用しようとしているフシがうかがえる。
一方、核問題について大統領は選挙前の5月、欧米などとの協議に応じない考えを示している。選挙後の欧米との関係悪化をふまえると、協議再開の可能性はさらに低下した。
米オバマ政権は、核交渉の期限を年内に設定する一方、ゲーツ米国防長官が先月、核開発に関してイランが「9月の国連総会までに回答することを期待する」と発言しており、タイムリミットは刻々と迫っている。年末に向けて国際的緊張がさらに高まることも考えられる。
一方、欧米との対立が深まれば、国連や米国などの経済制裁の緩和・解除が遠のき、国内経済の不振に拍車がかかることになろう。党派を問わず国民の不満が高まれば、対外的な「危機の創出」で乗り切ろうという戦略は、破綻(はたん)することになる。 .最終更新:8月6日8時18分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090806-00000137-yom-int
これは メッセージ 3481 (fyojizzzz さん)への返信です.