Re: イラン映画
投稿者: fyojizzzz 投稿日時: 2008/07/12 23:34 投稿番号: [3118 / 3876]
>イランの映画の終わり方って、まだ続きがあるような終わり方といいますか、いわゆるハリウッド映画にありがちなスッキリなハッピーエンドとは
違うなと感じていました。
というyanyanさんのイラン映画評ですが、ぼくもほとんど同じような印象をもっています。
日本に入ってきてる映画(日本語字幕がついてるもの)の大半は見たと思いますが、突然終わったように感じるもの、「起承転結」の結の部分が省略されているように感じたり、見る側の解釈や想像力に委ねられているもの、などが多いですよね。2度、3度見て、意味がわかったというものもすくなくない、と感じています。
まあ、ぼくらが見ることのできる作品の多くが主として映画祭や外国での上映を予定した「芸術作品」である、ということもそのように感じる理由かもしれません。イラン国内で上映される娯楽映画はひょっとすると、もっと単純明快なのかもしれませんが。
'so far, so near'でしたか、父と息子の関係を描いた作品でも、砂漠の中に車ごと閉じこめられてしまった父親が、死を覚悟した直後に、息子たちが救出にやってきて、そこでエンディングです。見ていれば、父親は砂から救出されることは明白なのですが、その部分はあえて映さないのですね。
ハリウッド映画や日本のテレビドラマだと、救出された父親が息子とかたく抱き合って、親子の情を再確認、といったお涙頂戴のクライマックス・シーンが付きものだと思いますが、そうはしないのですね。
実は、この映画では、息子は不治の病に侵されているんです。ということは、父親の救出だけでは、ハッピーエンドになりえないんですね。父はとりあえず助かったが、息子の病は依然残っているわけで、ひとつの事件や問題が解決されても、それですべての問題が片付くわけでは決してない、そんな人生における当たり前のことを監督はちゃんとわきまえているのだと思います。
最後は独りよがりな文になってしまいましたが、今後もイラン映画には注目してゆきたいと思っています。
ついでですが、麻生久美子が出たジャリリ監督の「ハーフェズ ペルシャの詩」、公開時に見たのですが、かなり難解でした。ビデオが出たら、もう一度見てみたいと思っています。
これは メッセージ 3117 (yanyan_wai_4abc さん)への返信です.
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