Re: 米大統領、任期中にイラン攻撃意図?
投稿者: sharghi82 投稿日時: 2008/05/22 05:32 投稿番号: [3081 / 3876]
ご無沙汰してます。季節はすっかり「夏」ですね。この間きた時は「あぁ春だなぁ」と思ったんですが・・・。(^o^;
ところでこの話は、アメリカの次の大統領選をにらんで、民主党の盛り上がりように危機感を募らせた共和党(ブッシュとマケイン)が「軍事外交問題でのオバマ叩き」を始めたのだという見方もあるようです。直接アメリカの報道にあたったわけではなく、冷泉彰彦さんの「from 911 / USAレポート」に書かれていた見方にすぎませんが・・・。
---- 以下、メールマガジンより抜粋転載 ----
いずれにしても、ヒラリーが撤退せず予備選が続く中で、各州での「支持層の足し
算」という現象が起きているようです。その一つの表れは、今回の予備選と同時に行
われた下院の補欠選挙で民主党が勝利したというニュースでした。これはミシシッピ
州の一選挙区での結果に過ぎないのですが、元来共和党が有力だった選挙区であった
だけに衝撃が広がっています。ニューヨークタイムスの報道によれば、この「ミシ
シッピ一区」では、過去三回の下院議員選ではいずれも共和党が勝利、得票率も71
%、79%、66%と安定していたのです。ちなみに2004年の大統領選でのブッ
シュもこの選挙区で勝っています。(得票率62%)ところが、今回は46%で負け
ているのです。
報道によれば、今年に入ってから同様の例が「ルイジアナ6区」、「イリノイ14
区」と二回起きています。ですから、今回のミシシッピでの敗北は相当こたえたよう
で、議会共和党ではベテラン議員のトム・デイビス(バージニア11区選出)が「共
和党というブランドはゴミ箱行きだ・・・ドッグフードだったらとっくに売り場から
外されているさ」と発言するなど、動揺が広がっています。これに対しては、さすが
に党の中枢を占めているブッシュ大統領とマケイン候補は危機感を感じたようで、1
5日の木曜日までに示し合わせたように「軍事外交問題でのオバマ叩き」を始めてい
ます。
まずイスラエル訪問中のブッシュはクネセト(イスラエル国会)で「テロリストと
の交渉を主張する(オバマ)というのは、宥和主義者だ」と激しい調子の演説を行っ
ています。ハマスやイランとの「対話」を主張しているオバマを追い詰めようという
作戦なのでしょうが、他でもないイスラエル国会で、パレスチナでの選挙で多数派と
なっているハマスやイランを「ナチス」にたとえる、しかもそれがイスラエルへの
リップサービスだけでなく、オバマ叩きという意図を含むというのは非常識というこ
とで、民主党の側がかえって結束するムードになっています。他でもないヒラリー自
身も、この「論戦」に関しては完全にオバマ擁護に回っています。
そんな中、オバマ本人は15日の金曜日にはサウスダコダで演説し「ブッシュの発
言は、国内を分裂させ、アメリカを他の世界から異分子にしてしまう」と非難、また
(外国の議会における演説で国内の政敵を攻撃するという行為に対しては)「大統領
の言動とは思えない」と斬って捨てています。
マケインの方は「イラクは2013年までに我々が勝利する」と宣言する一方で
「自分が大統領になったら一期目の前半にオサマ・ビンラディンを捕縛もしくは殺害
する」と述べ、相変わらず「ブッシュ路線の継承」を打ち出しています。ですが、補
選の敗北に危機感を深める議会民主党筋からは、このままブッシュの「反テロ戦争」
のロジックに乗っていては、再選が危ないという声も出てきているのです。
ここには二つの現象があるように思います。まず先ほど述べたように、予備選が長
期にわたる中で「オバマの票+ヒラリーの票」が左右に拡大しているということがあ
ります。同時に、気がつくと「ブッシュのイラク戦争、反テロ戦争」というテーマ自
体が遠い昔の出来事のように感じられるという効果です。人々はそうした戦争の日々
を忘れたのではないと思いますが、オバマやヒラリーが繰り広げた健康保険の問題や
雇用問題といった自分の生活に直結した議論に親しみを感じる中で、時代の感覚が変
わってきているのだと思います。
------ 転載以上 ----
冷泉彰彦さんのUSAレポートは次のURL毎月第二・第四水曜日にバックナンバーが掲載されていますが、ここで転載したのはまだ追加されていませんので後日ご覧になってみてください。
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/title3_1.html
ところでこの話は、アメリカの次の大統領選をにらんで、民主党の盛り上がりように危機感を募らせた共和党(ブッシュとマケイン)が「軍事外交問題でのオバマ叩き」を始めたのだという見方もあるようです。直接アメリカの報道にあたったわけではなく、冷泉彰彦さんの「from 911 / USAレポート」に書かれていた見方にすぎませんが・・・。
---- 以下、メールマガジンより抜粋転載 ----
いずれにしても、ヒラリーが撤退せず予備選が続く中で、各州での「支持層の足し
算」という現象が起きているようです。その一つの表れは、今回の予備選と同時に行
われた下院の補欠選挙で民主党が勝利したというニュースでした。これはミシシッピ
州の一選挙区での結果に過ぎないのですが、元来共和党が有力だった選挙区であった
だけに衝撃が広がっています。ニューヨークタイムスの報道によれば、この「ミシ
シッピ一区」では、過去三回の下院議員選ではいずれも共和党が勝利、得票率も71
%、79%、66%と安定していたのです。ちなみに2004年の大統領選でのブッ
シュもこの選挙区で勝っています。(得票率62%)ところが、今回は46%で負け
ているのです。
報道によれば、今年に入ってから同様の例が「ルイジアナ6区」、「イリノイ14
区」と二回起きています。ですから、今回のミシシッピでの敗北は相当こたえたよう
で、議会共和党ではベテラン議員のトム・デイビス(バージニア11区選出)が「共
和党というブランドはゴミ箱行きだ・・・ドッグフードだったらとっくに売り場から
外されているさ」と発言するなど、動揺が広がっています。これに対しては、さすが
に党の中枢を占めているブッシュ大統領とマケイン候補は危機感を感じたようで、1
5日の木曜日までに示し合わせたように「軍事外交問題でのオバマ叩き」を始めてい
ます。
まずイスラエル訪問中のブッシュはクネセト(イスラエル国会)で「テロリストと
の交渉を主張する(オバマ)というのは、宥和主義者だ」と激しい調子の演説を行っ
ています。ハマスやイランとの「対話」を主張しているオバマを追い詰めようという
作戦なのでしょうが、他でもないイスラエル国会で、パレスチナでの選挙で多数派と
なっているハマスやイランを「ナチス」にたとえる、しかもそれがイスラエルへの
リップサービスだけでなく、オバマ叩きという意図を含むというのは非常識というこ
とで、民主党の側がかえって結束するムードになっています。他でもないヒラリー自
身も、この「論戦」に関しては完全にオバマ擁護に回っています。
そんな中、オバマ本人は15日の金曜日にはサウスダコダで演説し「ブッシュの発
言は、国内を分裂させ、アメリカを他の世界から異分子にしてしまう」と非難、また
(外国の議会における演説で国内の政敵を攻撃するという行為に対しては)「大統領
の言動とは思えない」と斬って捨てています。
マケインの方は「イラクは2013年までに我々が勝利する」と宣言する一方で
「自分が大統領になったら一期目の前半にオサマ・ビンラディンを捕縛もしくは殺害
する」と述べ、相変わらず「ブッシュ路線の継承」を打ち出しています。ですが、補
選の敗北に危機感を深める議会民主党筋からは、このままブッシュの「反テロ戦争」
のロジックに乗っていては、再選が危ないという声も出てきているのです。
ここには二つの現象があるように思います。まず先ほど述べたように、予備選が長
期にわたる中で「オバマの票+ヒラリーの票」が左右に拡大しているということがあ
ります。同時に、気がつくと「ブッシュのイラク戦争、反テロ戦争」というテーマ自
体が遠い昔の出来事のように感じられるという効果です。人々はそうした戦争の日々
を忘れたのではないと思いますが、オバマやヒラリーが繰り広げた健康保険の問題や
雇用問題といった自分の生活に直結した議論に親しみを感じる中で、時代の感覚が変
わってきているのだと思います。
------ 転載以上 ----
冷泉彰彦さんのUSAレポートは次のURL毎月第二・第四水曜日にバックナンバーが掲載されていますが、ここで転載したのはまだ追加されていませんので後日ご覧になってみてください。
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/title3_1.html
これは メッセージ 3080 (yanyan_wai_4abc さん)への返信です.