イラン民主化への希望
投稿者: fyojizzzz 投稿日時: 2004/10/29 23:28 投稿番号: [1245 / 3876]
外から見える改革・民主化の挫折、後退にも関わらず、イラン社会はその基盤のところで、世俗化、民主化に
向かって着実に歩を進めている、という主旨の小論を、ごく最近ふたつ読みました。
もなさんやyanyanさんが先に話していたことと重なる点もあり、また、このトピをご覧になっている方の多く
はご存知のことも多いと思われますが、核問題や、保守派のしめつけなど暗い部分が少なくない昨今のイラン、
あえて紹介させてもらいます。
最初はワシントン・ポスト紙に載ったEmadeddin Baghiというテヘランのジャーナリストの記事「イランに
おける民主化の希望」。
政府、政治レベルにおける民主化の低迷・後退にも関わらず、イランの社会は確実に変化しつつある。
より多くの若者がより長期間高等教育を受けるようになっており、人々の考え方や将来の期待も変わってきている。
陸軍大学で従来禁句だった「人権」の話しも、今では、正規のカリキュラムで教えられている。
離婚率は20%の増加で残念なことだが、これは同時に女性の権利拡大の一面でもある。大学生の60%は女性、
出版社役員の12%は女性、ジャーナリスト協会会員の22%も女性である。
NGOも急増し、全国で8,000ほどある。NGOの多くは市民社会の原理にもとづいて民主的に運営されており、国家や
イスラム原理主義への対抗組織になっている。
これらの動きは後戻りできないものであり、確実に民主化の根は大きくなっている。外からの物理的手段による
体制変換よりも、暴力によらない、イラン内部からのスムーズな民主化への移行のほうが、ずっと望ましいこと
を、これまでの経験から学んできた。
という主張です。
もうひとつは『現代イラン』の著者、桜井啓子さんの「国民の宗教離れでイランは変わりつつある」という論考
ですが、長くなりましたので、稿をあらためます。
これは メッセージ 1234 (monachan821 さん)への返信です.
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