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Re: 世界文化賞

投稿者: fyojizzzz 投稿日時: 2004/06/08 16:37 投稿番号: [1039 / 3876]
ねぼけ眼(まなこ)で、キアロスタミ監督の受賞ニュースをコメントも入れずリンクのみを貼って
しまいましたが、これも喜びの余りと、ご理解下さい。

その後、TVのニュースなどでも報道されており、しかも5部門の受賞者を代表するかたちでキアロ
スタミの名前が出されている(実際、他の受賞者はぼくにとっては初耳)ことは、同監督の知名
度の高さとともに、イラン映画へのさらなる関心を呼び起こしてくれるものと期待しています。

とはいいながら、世界文化賞?っていう人も(実はぼくもその部類ですが)多いのではと思います。
で、検索したら、同賞のホーム・ページがあって、1989年からはじまった5部門の受賞者一覧もありました。

ちなみに、キアロスタミ監督が受賞した演劇・映像部門受賞者には、なんと、

フェリーニ、ベルイマン、黒澤明、アンジェイ・ワイダ、ゴダールなど映画史に輝く巨匠たちが
顔を連ねています。ただ一言、すごい。


参考までに、世界文化賞のHPにあるキアロスタミ監督の紹介文を貼っておきます。

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アッバス・キアロスタミ
2004, 演劇・映像部門

  アッバス・キアロスタミは、発展著しいイラン映画を代表する映画監督の一人だ。1987年に素人
の子供を主人公にした「友だちのうちはどこ?」が海外で紹介されるや、その純粋で詩情豊かな映
像表現によって世界の注目を集めた。

  プロの俳優ではなく、素人を好んで起用するのが特徴だが、観客はスクリーンに登場する素人た
ちのリアルな演技に驚かされる。
  「素人の実際のキャラクターに合わせて、私の構想を変
えてしまうし、もともと脚本もない。自分の性格に近い役なら、彼らは素晴らしい役者になること
ができる」と言う。

  1992年には、「友だちのうちはどこ?」の舞台となったコケール村に、主人公を演じた少年
の消息を訪ねに行く「そして人生はつづく」を製作。さらに、この作品のワンシーンを発展させた
「オリーブの林をぬけて」を発表し、作品が互いにリンクしていくユニークな製作スタイルと、人生
を深く静かにながめる作品内容が大きな話題を呼んだ。

  その後も、映画監督を詐称した男の裁判に密着し、関係者自身に犯行を再現させた「クローズ・
アップ」などで高い評価を受け、1997年には、自殺を手助けしてくれる人間を探す男を描いた
「桜桃の味」でカンヌ映画祭パルムドール(グランプリ)に輝いた。

  キアロスタミの映画は、問題が解決されないまま終了することが多い。
  「“お話”をする映画や、結論を出す映画を私は信じない。“終わり”を用意しないことで、劇場
を出ても観客の頭の中で映画は続く。これが私の考える良い映画だ」
  最近は「ABCアフリカ」「10話」といった作品で、長時間録画が可能で小型軽量なデジタル
カメラを採用。その可能性に深く魅せられているようだ。

  2004年には、15、6歳の時から傾倒しているという小津安二郎へのオマージュとして「5 five」
を発表。また、ケン・ローチ(2003年世界文化賞受賞者)らと列車を舞台にしたオムニバス映画
「チケット」を製作するなど、意欲的な活動を続けている。
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