■トルコ・天然ガス・EUの露依存回避の鍵
投稿者: rairiu 投稿日時: 2006/07/18 20:21 投稿番号: [3667 / 4578]
天然ガス:露依存を改善、新パイプライン着工へ
中央アジア→トルコ→欧州
◇EUも費用支援、露は対抗策検討
カスピ海沿岸諸国からトルコ、東欧諸国を経由してオーストリアを結ぶ天然ガスパイプラインの建設着工が26日、事実上決まった。
欧州諸国は、今年1月に価格交渉のもつれからロシア政府系天然ガス独占企業「ガスプロム」がウクライナ経由の天然ガス供給を一時停止して以来、供給源の多角化を模索していた。欧州連合(EU)も建設費用を支援。天然ガス供給の約3割をロシアに依存する現状の改善を目指し、08年着工、11年完成を目指す。
このパイプラインは、トルコからブルガリア、ルーマニア、ハンガリーを経由してオーストリアのウィーンに至る全長3300キロメートルのナブコパイプライン。
総工費は58億ドル(約6700億円)。関係5カ国のエネルギー相が26日、ウィーンで計画を支援する宣言に調印した。
●このパイプラインは当初、ロシアに次ぎ世界2位の天然ガス埋蔵量を誇るイランを供給源とする予定だった。
●しかし核開発問題を抱えるイランを供給源とすれば、核開発との取引材料となる可能性が高いため、アゼルバイジャンやトルクメニスタンなど他のカスピ海沿岸諸国からの調達を模索している。
EUは今年1月のガス供給停止事件以来、エネルギー調達先の多角化推進などエネルギー安全保障の構築を最重要課題に掲げた。3月の首脳会議でエネルギー統一政策の採択を決めており、パイプライン建設支援は、同政策適用の第1弾。
ウィーンの調印式に参加したピエバルグス欧州委員(エネルギー担当)は「ナブコパイプランはエネルギー安全保障構築に間違いなく貢献する」と述べ、資金手当てを含めた支援を明確に打ち出した。
●一方、ロシアは強く反対している。パイプラインが完成すれば、東欧、南欧での独占供給態勢が崩れるためだ。すでにガスプロムは、黒海の海底を経由してトルコに天然ガスを供給中のブルーストリームパイプラインを延伸させる案をハンガリーに打診するなど対抗策を打ち出した。
●上記が毎日2006年6月28日記事。
今日NHKクローズアップ現代では、ロシアはヨーロッパよりも収益があがると豪語し、取引先はヨーロッパだけではない、と中国へのシフト検討を表明。
・・一見険悪に見えるが、あくまで覇権にこだわってトルコ案を潰しにかからけるよりいいか。
やはり日・米勢力対、中・露の世界らなっていくか。
ちなみに日・米、中・露マーケット間で多に投資関係で交流があっても、
今回見るように、いざとなれば露・中が警戒されるのは、
日本にとっての中国の反日デモなどによる、例えるなら「徳政令」のような、投資した日本財産があるきっかけでまるまる盗られてしまいかねない危険性、ロシアについても、ウクライナへのエネルギー供給を政治的意図で停止するといった、
両国とも全体主義ならではの危険性、また全体主義体制で育った、ある範囲以上は理論でなく感情で事を運びかねない国民とのトラブルなどを警戒されているのであって、
今日でていた、いかにもロシアびいきらしい、あの論調で中国の経済発展も盲目に賛美しかねない記者がいっていたような、
「ロシア(または中国)が独立してグローバル社会で競争力をつけてきたことに、慣れていない(つまりそういう感覚に遅れている)ヨーロッパ(または日米)がとまどっているだけ」
というような甘い理由ではない。
そんな理由なら、日本対アメリカでの各分野企業の優劣の逆転、ヨーロッパとのそれなど、幾度もあったのであって、それでも根本的には問題にならなかったのは、ひとり走りするけのあるアメリカですら、
中国・ロシア(他北朝鮮など)と比べてはるかに上記のような心配のない、誠実な取引が期待できるからだ。
◇EUも費用支援、露は対抗策検討
カスピ海沿岸諸国からトルコ、東欧諸国を経由してオーストリアを結ぶ天然ガスパイプラインの建設着工が26日、事実上決まった。
欧州諸国は、今年1月に価格交渉のもつれからロシア政府系天然ガス独占企業「ガスプロム」がウクライナ経由の天然ガス供給を一時停止して以来、供給源の多角化を模索していた。欧州連合(EU)も建設費用を支援。天然ガス供給の約3割をロシアに依存する現状の改善を目指し、08年着工、11年完成を目指す。
このパイプラインは、トルコからブルガリア、ルーマニア、ハンガリーを経由してオーストリアのウィーンに至る全長3300キロメートルのナブコパイプライン。
総工費は58億ドル(約6700億円)。関係5カ国のエネルギー相が26日、ウィーンで計画を支援する宣言に調印した。
●このパイプラインは当初、ロシアに次ぎ世界2位の天然ガス埋蔵量を誇るイランを供給源とする予定だった。
●しかし核開発問題を抱えるイランを供給源とすれば、核開発との取引材料となる可能性が高いため、アゼルバイジャンやトルクメニスタンなど他のカスピ海沿岸諸国からの調達を模索している。
EUは今年1月のガス供給停止事件以来、エネルギー調達先の多角化推進などエネルギー安全保障の構築を最重要課題に掲げた。3月の首脳会議でエネルギー統一政策の採択を決めており、パイプライン建設支援は、同政策適用の第1弾。
ウィーンの調印式に参加したピエバルグス欧州委員(エネルギー担当)は「ナブコパイプランはエネルギー安全保障構築に間違いなく貢献する」と述べ、資金手当てを含めた支援を明確に打ち出した。
●一方、ロシアは強く反対している。パイプラインが完成すれば、東欧、南欧での独占供給態勢が崩れるためだ。すでにガスプロムは、黒海の海底を経由してトルコに天然ガスを供給中のブルーストリームパイプラインを延伸させる案をハンガリーに打診するなど対抗策を打ち出した。
●上記が毎日2006年6月28日記事。
今日NHKクローズアップ現代では、ロシアはヨーロッパよりも収益があがると豪語し、取引先はヨーロッパだけではない、と中国へのシフト検討を表明。
・・一見険悪に見えるが、あくまで覇権にこだわってトルコ案を潰しにかからけるよりいいか。
やはり日・米勢力対、中・露の世界らなっていくか。
ちなみに日・米、中・露マーケット間で多に投資関係で交流があっても、
今回見るように、いざとなれば露・中が警戒されるのは、
日本にとっての中国の反日デモなどによる、例えるなら「徳政令」のような、投資した日本財産があるきっかけでまるまる盗られてしまいかねない危険性、ロシアについても、ウクライナへのエネルギー供給を政治的意図で停止するといった、
両国とも全体主義ならではの危険性、また全体主義体制で育った、ある範囲以上は理論でなく感情で事を運びかねない国民とのトラブルなどを警戒されているのであって、
今日でていた、いかにもロシアびいきらしい、あの論調で中国の経済発展も盲目に賛美しかねない記者がいっていたような、
「ロシア(または中国)が独立してグローバル社会で競争力をつけてきたことに、慣れていない(つまりそういう感覚に遅れている)ヨーロッパ(または日米)がとまどっているだけ」
というような甘い理由ではない。
そんな理由なら、日本対アメリカでの各分野企業の優劣の逆転、ヨーロッパとのそれなど、幾度もあったのであって、それでも根本的には問題にならなかったのは、ひとり走りするけのあるアメリカですら、
中国・ロシア(他北朝鮮など)と比べてはるかに上記のような心配のない、誠実な取引が期待できるからだ。
これは メッセージ 3640 (rairiu さん)への返信です.
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