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筋金入りのイスラミスト

投稿者: ecebuta 投稿日時: 2006/04/28 00:10 投稿番号: [3424 / 4578]
ブュカニット大将捜査はAKPの報復か

1983年、トルコのイスラミスト指導者ギューレン(Fethullah Gulen)率いるイスラミスト組織が急成長し―現在極めて広範囲に拡大している―クレリ幼年学校に80人の青少年達を候補生として送りこんだ。その学校長がブュカニット大佐(当時)であった。候補生達は、将来国軍の基幹になるのである…。ブュカニット大佐を委員長とする5人編成の軍規委員会は、この80人を全員退学処分にした経緯がある。

そこで、ワン地方検事の告発は、1983年の報復であると思わざる得なくなる。AKPによって高位高官の地位を得たギューレン信奉者達の仕返しではないか、ということだ※13。

ブュカニット大将を狙ったギューレン信奉者は、AKPの傘下にある

ブュカニット大将追い落しを望む勢力は、何をもくろんでいるのであろうか。アタチュルクの衣鉢を継ぐ愛国の兵士という誉れも高い大将であるが、その大将のイメージを傷つけ世論を混乱させる。これが狙いのひとつのようである…。

この追い落とし計画は、ギューレン派の日刊紙Zaman、宗教勢力(イスラミスト)と分離主義者のウェブサイトが推進している…数年前このイスラミスト指導者は、空軍司令官ジョレクチ大将(Ahumet Corekci)をターゲットにした。空軍司令官が、空軍の士官及び下士官を対象にギューレン支持者を調べて、一人ひとり識別したからである…。

当時、エスキシェヒル空軍基地の居住区では、下士官の妻君達が頭からブルカをすっぽりとかぶり、中佐が部下の下士官に敬意を払い、その手に口づけする光景がみられた(その下士官はギューレン派の幹部であった)…。空軍司令官の次に狙われたのが、マルテペ機甲軍団司令官シラフジョール大将(Silahcioglu)である。このイスラミスト紙Zamanが「軍団司令官、モスクのミナレットを破壊」と報道(誤報だった)したことに端を発し、追い落としのキャンペーンが張られたのである。ちなみに軍団長もアタチュルク信奉の愛国兵士であり…ギューレン派は心よく思っていなかった。

何の証拠もないのに陸軍司令官ブュカニット大将を狙いうちにする宗教勢力の一派は、全員AKP政権の傘の下にいるのではないか。その傘の下でギューレン派は、司法に影響を及ぼし、メディアを動かすだけでなく銀行家を慴伏せしめる政治力を持っている。信奉者達が全員銀行口座から預貯金を全部引出してしまう、と脅しをかけるのである…ギューレン派は政治経済力の行使法を心得ている。司法当局、警察、政界そして財界に影響力を浸透させる点では、プロ並みの専門家である…※14。

※5   ギューレン(Fethullah Gulen)は、筋金入りのイスラミストで、シャリーア(イスラム法)とカリフ統治の提唱者であるが、近年は異宗派間対話(トルコの世俗派、西側のイスラム研究者の間では、タキーヤとみなされている。信仰を隠すの意である)を提唱するなど、比較穏健なトーンをうちだした。世俗派政権に対するイスラミストの反政府活動で告発されて、アメリカへ逃げ1999年までそこで暮らした。彼の宗派は、日刊紙Zaman,テレビ局Samanyoluを含め複数のラジオ局を持ち、さまざまな雑誌を発行するなど、メディア手段を運用している。信奉者のなかには、政府省庁、警察、軍の職務についている者も多い。トルコ国内には、イスラム・トルコ・ギューレン学校が数千校もあり、ウクライナ、インドネシア、南アフリカ、スーダン、オーストラリア、中央アジア、ヨーロッパ、ロシア、アメリカを含む70ヶ国以上に、数百の学校をもつ。学校は彼の持つさまざまな基金で建設、運営されているが、金の出所は不明である。2006年3月には、学校が2校新たに開校した。アルゼンチンとスーダンに各1校である。AKP政権の大臣ツスメン(Kursad Tuzmen)が、スーダンの開校式に出席した。ソビエト体制の末期には、支持者達が反ソ活動を展開し、黒海北方のイスラム社会に不安動揺の種をまいた、と信じられている。
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