欧州人権裁の判決
投稿者: aletheia_hellas 投稿日時: 2005/05/29 13:16 投稿番号: [1389 / 4578]
欧州人権裁:トルコの旧クルド労働者党元党首裁判は不当(日経新聞)
【エルサレム樋口直樹】欧州人権裁判所(仏ストラスブール)は12日、トルコで国家反逆罪に問われ、収監されている非合法組織、旧クルド労働者党(PKK)のオジャラン元党首に対する裁判を不当とする判決を下した。欧州人権条約が定める「公正な裁判を受ける権利」などに違反すると判断した。欧州連合(EU)への早期加盟を目指すトルコは、元党首への厳罰維持を求める民族主義的な国内世論とEUの人権改善要求に挟まれ、苦しい立場に追い込まれた。
トルコからの分離独立闘争を率いたオジャラン元党首は、99年の最高裁判決で死刑が確定。その後、EU加盟に向けたトルコの刑法改正により02年に終身刑に減刑されていた。欧州人権裁判所は03年3月にもトルコでの裁判を不公正とする判決を下しており、今回の判決は通常の裁判の上訴審に当たる。判決を受け、トルコに対する国際的な再審要求が高まるとみられる。
AFP通信によるとトルコ与党・公正発展党のフラト副党首は判決後、「トルコは法の支配に基づく国家であり、法にのっとった措置に着手する」と述べ、オジャラン元党首の再審に応じる可能性を示唆した。だが、80〜90年代に約3万人の死者を出した元党首主導の分離独立闘争には右派を中心に厳しい批判があり、保守層を支持母体とするエルドアン政権は難しい判断を迫られる。
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