「なんだそりゃ。」
投稿者: koolp1x 投稿日時: 2005/01/04 21:10 投稿番号: [84 / 2525]
エルサレムのフィリピン人。
さて、お正月の雰囲気もそろそろ抜け出してもいいころかな、と思うので、ちょっとまじめなお話をひとつ。(てったって、大したことでもないんですけどね)
エルサレムの街には本当にたくさんの国からの人たちがいると昨年の終わりに書いたのですが、ここ数年であっという間に増えてきたのは、我がアジアの隣人、中国の方とそしてフィリピンの方。
中国の方々は主に、エルサレムで以前はアラブの仕事だった建設作業や掃除夫などの下働きなどをしています。ここ数年でユダヤの人々がアラブの下働き人を使うことを止め、一時はルーマニア系などがそれに取って代わりましたが、今は中国の方が主流のようです。もちろん、労働許可書を持っている方もいるでしょうが、そんなものを最初から持たずにエジプトからベドウィンという遊牧民に謝礼を渡して、らくだの背に揺られて砂漠を越えてくるなんてのはもうクラシックな方法です。こちらの新聞にはそんな中国籍の不法移民を捕まえたと思ったら、何とそれが中国大使館の方だった、なんてうそか本当かわからない話もちらちらと登場します。
そして、今日の本題のフィリピンの方たちですが、彼らは30万円ほどの手数料を払って老人介護の仕事をしにイスラエルにやってきます。理由はやはり母国では給料が安く、家族を支えることができないからだと知り合いのフィリピンの20代の女性は教えてくれました。彼女は夫と両親、そして兄弟を養うためにエルサレムへと。そしてその手数料の30万は彼らには非常な大金ですから、一度には払えずにもちろん借金となって、イスラエルへやって来てからの数年はその返済と仕送りに追われます。
中には住み込みでお年寄りの身の回りの世話を24時間体制でなさる方、または同じようなフィリピンの人たちと小さなアパートに共同で住み、一日8時間労働をする方。いろいろです。彼らは母国フィリピンでは教鞭をとっていたり、きちんと大学を出た方が多く、エルサレムの街でもきちんとしたマナーの彼らの笑顔はとても素朴で美しいと思います。
そして、彼らは老人介護だけではなく、メイドとしてある程度裕福なアメリカからの移民家庭に雇われることもあります。それがどうも旧市街に住むアメリカ〜ンな人たちにはステータスのようでもあります。おかしいよなぁ・・・。友人とは言いがたい、知り合いの元ニューヨーカー移民の主婦である女性は、フィリピンの女性は奴隷のように扱って当然というふうで、その扱いは見るに絶えないものがありました。そしてその彼女は私を見て「あなたは彼らとは違うってわかってるから」と微笑みましたが、なんだそりゃ。
こういった無知な人たちに差別的な扱いを受けながらも、家族と離れて遠いエルサレムにいるフィリピンの方々を見ていて本当にえらいなぁと思うのですが、イスラエルの人たちはこれに関してどう思っているのか不思議に思いました。年老いた人たちはイスラエルの住人であって、一人身だったり家族がいたりしますが、こういった老人福祉のようなことやいわゆるメイドと呼ばれる職業は、同じイスラエルの人ではなくて、それは低賃金で雇えるフィリピン、またはアジア人の仕事、というような歪んだ風潮のエルサレム社会のような気がします。(イスラエルでなくエルサレムと書いたのはイスラエルのほかの街での実態はまた別でしょうから。)
http://rakudano2.exblog.jp/
@以前トピ主さんが紹介していたHPに掲載されていた。
@ユダヤ/イスラエルの、入植活動がらみ以外でおそらくは一番の恥部でありながら、かつ、けっこう少なくない話しの典型だと思った。
@ユダヤの「伝統」なのかもしれないが、いわゆる汚れ仕事、肉体労働系などは「コスト払って外注」というのが当たり前なのかよ、と感じられることが多い。
@普通の日本人としては、どーも「人生いいとこどり」な生き方に思えて、美しくない。
@こういう側面は相当数の〝外国人〟が実際に見聞してきているはずなので、「頑張れパレスチナ」というトピのテーマに沿って言えば、いまのタイミングなら民族をあげて「非暴力」を選択すれば、国家樹立にあたってかなり有利な(現実的な線では)成果を達成できると思うのだが……。
@イスラムによるイスラムに対するテロ、なんていう馬鹿げた動きが常態化してきたからこそ、もういい加減に、「自爆テロの本家本元」であるパレスチナが戦略を転換する絶好のタイミングなんじゃないか??
@こういうタイミングを過去に何度も逃してきているから、国家面積の(実現した場合の)ポテンシャルがそのたびにどんどん小さくなっちゃうんだってば。
さて、お正月の雰囲気もそろそろ抜け出してもいいころかな、と思うので、ちょっとまじめなお話をひとつ。(てったって、大したことでもないんですけどね)
エルサレムの街には本当にたくさんの国からの人たちがいると昨年の終わりに書いたのですが、ここ数年であっという間に増えてきたのは、我がアジアの隣人、中国の方とそしてフィリピンの方。
中国の方々は主に、エルサレムで以前はアラブの仕事だった建設作業や掃除夫などの下働きなどをしています。ここ数年でユダヤの人々がアラブの下働き人を使うことを止め、一時はルーマニア系などがそれに取って代わりましたが、今は中国の方が主流のようです。もちろん、労働許可書を持っている方もいるでしょうが、そんなものを最初から持たずにエジプトからベドウィンという遊牧民に謝礼を渡して、らくだの背に揺られて砂漠を越えてくるなんてのはもうクラシックな方法です。こちらの新聞にはそんな中国籍の不法移民を捕まえたと思ったら、何とそれが中国大使館の方だった、なんてうそか本当かわからない話もちらちらと登場します。
そして、今日の本題のフィリピンの方たちですが、彼らは30万円ほどの手数料を払って老人介護の仕事をしにイスラエルにやってきます。理由はやはり母国では給料が安く、家族を支えることができないからだと知り合いのフィリピンの20代の女性は教えてくれました。彼女は夫と両親、そして兄弟を養うためにエルサレムへと。そしてその手数料の30万は彼らには非常な大金ですから、一度には払えずにもちろん借金となって、イスラエルへやって来てからの数年はその返済と仕送りに追われます。
中には住み込みでお年寄りの身の回りの世話を24時間体制でなさる方、または同じようなフィリピンの人たちと小さなアパートに共同で住み、一日8時間労働をする方。いろいろです。彼らは母国フィリピンでは教鞭をとっていたり、きちんと大学を出た方が多く、エルサレムの街でもきちんとしたマナーの彼らの笑顔はとても素朴で美しいと思います。
そして、彼らは老人介護だけではなく、メイドとしてある程度裕福なアメリカからの移民家庭に雇われることもあります。それがどうも旧市街に住むアメリカ〜ンな人たちにはステータスのようでもあります。おかしいよなぁ・・・。友人とは言いがたい、知り合いの元ニューヨーカー移民の主婦である女性は、フィリピンの女性は奴隷のように扱って当然というふうで、その扱いは見るに絶えないものがありました。そしてその彼女は私を見て「あなたは彼らとは違うってわかってるから」と微笑みましたが、なんだそりゃ。
こういった無知な人たちに差別的な扱いを受けながらも、家族と離れて遠いエルサレムにいるフィリピンの方々を見ていて本当にえらいなぁと思うのですが、イスラエルの人たちはこれに関してどう思っているのか不思議に思いました。年老いた人たちはイスラエルの住人であって、一人身だったり家族がいたりしますが、こういった老人福祉のようなことやいわゆるメイドと呼ばれる職業は、同じイスラエルの人ではなくて、それは低賃金で雇えるフィリピン、またはアジア人の仕事、というような歪んだ風潮のエルサレム社会のような気がします。(イスラエルでなくエルサレムと書いたのはイスラエルのほかの街での実態はまた別でしょうから。)
http://rakudano2.exblog.jp/
@以前トピ主さんが紹介していたHPに掲載されていた。
@ユダヤ/イスラエルの、入植活動がらみ以外でおそらくは一番の恥部でありながら、かつ、けっこう少なくない話しの典型だと思った。
@ユダヤの「伝統」なのかもしれないが、いわゆる汚れ仕事、肉体労働系などは「コスト払って外注」というのが当たり前なのかよ、と感じられることが多い。
@普通の日本人としては、どーも「人生いいとこどり」な生き方に思えて、美しくない。
@こういう側面は相当数の〝外国人〟が実際に見聞してきているはずなので、「頑張れパレスチナ」というトピのテーマに沿って言えば、いまのタイミングなら民族をあげて「非暴力」を選択すれば、国家樹立にあたってかなり有利な(現実的な線では)成果を達成できると思うのだが……。
@イスラムによるイスラムに対するテロ、なんていう馬鹿げた動きが常態化してきたからこそ、もういい加減に、「自爆テロの本家本元」であるパレスチナが戦略を転換する絶好のタイミングなんじゃないか??
@こういうタイミングを過去に何度も逃してきているから、国家面積の(実現した場合の)ポテンシャルがそのたびにどんどん小さくなっちゃうんだってば。
これは メッセージ 1 (kokunan678 さん)への返信です.
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