米国、ファタハの治安部隊に資金提供計画
投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2006/12/18 02:33 投稿番号: [1370 / 2525]
http://0000000000.net/p-navi/info/news/200612170953.htm
ハマスのハニヤ首相の車列への襲撃、アッバス議長による早期選挙の呼びかけとハマスによる拒否、ファタハとハマスのサポーターによる衝突とパレスチナの混乱は増している。
このような時期に米国ライス国務長官は、ファタハ(アッバス)支配下にある治安部隊に数千万ドルの資金提供を計画している。「ガザの混乱を収拾するため」との理由はつけているが、ライス長官はハマスを抑えるためにファタハに力をつけさせることを意図しているとも明言している。
「ハマスは「国際水準」に合わせる意志を持たないので、統治が出来ない」ともライス。
米国はハマス側に資金が渡らないように綿密に計画を立てているという。
また、EUもパレスチナの経済破綻を支援するために、ハマスの自治政府を迂回して支援金を送ることの延長を決めた。
[治安部隊に渡す資金を人々に回すほうがパレスチナの経済状況も上向きになるだろうに……。ライスが画策している治安部隊への資金提供は、パレスチナの内戦的状態を助長するものになりかねない。内戦的混乱も元はと言えば、ハマスが選挙に勝ったことでイスラエル・米国・EUが経済封鎖を行い、それで起きた経済破綻から抜け出すためにアッバスが行おうとしている強硬選挙に負うところが大きい。種を蒔いているのは選挙で勝ったハマスを認めないとする外部の国々で、ハマス潰しがパレスチナ内部の混乱という形を取っていると見たほうがよい。ファタハが政治的権力を取り戻したところで、経済はいくばくか良くなるだろうが、入植地や壁で細切れにされた領土に対しては何もできない。]
アッバス議長による早期選挙の実施をイスラエル、米国、英国はこぞって支持している。イスラエルのオルメルト首相はこの件を「パレスチナ内部の問題だ」として、公式にコメントを発しないように閣僚に通達したというが、ペレツ国防相に近い治安筋は、「テロを放棄するための新しい可能性を開く決断に近い」と評価。また、「地域に新しいリアリティを形成するための和平会談を再開させることができる」とした。
ホワイトハウスはアッバスの演説内容および早期選挙を承認し、カルテット(米国、EU、UN、ロシア)の基本ラインを受け入れる新自治政府の誕生を期待していると報道官が発表した。英国のブレア首相も早期選挙を支持すると語った。
それに対してダマスカスで行われた亡命中のパレスチナ各党派幹部の会議ではアッバスの早期選挙を拒否する姿勢が明らかにされた。参加していたのは、ハマスのマシャール氏、ファタハのカドゥミ氏、イスラーム聖戦のシャッラー氏、DFLPのジブリル氏、PFLPのタヘル氏ら。ほとんどの党派の幹部が早期選挙の正統性を認めていないということになる。この会議の参加者はこの間の抗争を調査するとともに、街から武器を撤収することを呼びかけている。
[06年1月に正当な手続きを経て選挙を行ったばかりなのだから、このアッバス呼びかけによる選挙にはいったいどういう正統性があるのだろう?都合の悪い結果が出たことで、「緊急事態」という口実でやり直そうとしているようにしか見えない。ハマスが勝ったことで経済封鎖を行われ、ボロボロになっている今なら、ハマスが再度勝利することはないとファタハも、英米、イスラエルも踏んでいるのがわかる。印象深いのは同じファタハでも、中央と距離を置くカドゥミ氏がこの早期選挙の開催に反対していることだ]
(後略)
ハマスのハニヤ首相の車列への襲撃、アッバス議長による早期選挙の呼びかけとハマスによる拒否、ファタハとハマスのサポーターによる衝突とパレスチナの混乱は増している。
このような時期に米国ライス国務長官は、ファタハ(アッバス)支配下にある治安部隊に数千万ドルの資金提供を計画している。「ガザの混乱を収拾するため」との理由はつけているが、ライス長官はハマスを抑えるためにファタハに力をつけさせることを意図しているとも明言している。
「ハマスは「国際水準」に合わせる意志を持たないので、統治が出来ない」ともライス。
米国はハマス側に資金が渡らないように綿密に計画を立てているという。
また、EUもパレスチナの経済破綻を支援するために、ハマスの自治政府を迂回して支援金を送ることの延長を決めた。
[治安部隊に渡す資金を人々に回すほうがパレスチナの経済状況も上向きになるだろうに……。ライスが画策している治安部隊への資金提供は、パレスチナの内戦的状態を助長するものになりかねない。内戦的混乱も元はと言えば、ハマスが選挙に勝ったことでイスラエル・米国・EUが経済封鎖を行い、それで起きた経済破綻から抜け出すためにアッバスが行おうとしている強硬選挙に負うところが大きい。種を蒔いているのは選挙で勝ったハマスを認めないとする外部の国々で、ハマス潰しがパレスチナ内部の混乱という形を取っていると見たほうがよい。ファタハが政治的権力を取り戻したところで、経済はいくばくか良くなるだろうが、入植地や壁で細切れにされた領土に対しては何もできない。]
アッバス議長による早期選挙の実施をイスラエル、米国、英国はこぞって支持している。イスラエルのオルメルト首相はこの件を「パレスチナ内部の問題だ」として、公式にコメントを発しないように閣僚に通達したというが、ペレツ国防相に近い治安筋は、「テロを放棄するための新しい可能性を開く決断に近い」と評価。また、「地域に新しいリアリティを形成するための和平会談を再開させることができる」とした。
ホワイトハウスはアッバスの演説内容および早期選挙を承認し、カルテット(米国、EU、UN、ロシア)の基本ラインを受け入れる新自治政府の誕生を期待していると報道官が発表した。英国のブレア首相も早期選挙を支持すると語った。
それに対してダマスカスで行われた亡命中のパレスチナ各党派幹部の会議ではアッバスの早期選挙を拒否する姿勢が明らかにされた。参加していたのは、ハマスのマシャール氏、ファタハのカドゥミ氏、イスラーム聖戦のシャッラー氏、DFLPのジブリル氏、PFLPのタヘル氏ら。ほとんどの党派の幹部が早期選挙の正統性を認めていないということになる。この会議の参加者はこの間の抗争を調査するとともに、街から武器を撤収することを呼びかけている。
[06年1月に正当な手続きを経て選挙を行ったばかりなのだから、このアッバス呼びかけによる選挙にはいったいどういう正統性があるのだろう?都合の悪い結果が出たことで、「緊急事態」という口実でやり直そうとしているようにしか見えない。ハマスが勝ったことで経済封鎖を行われ、ボロボロになっている今なら、ハマスが再度勝利することはないとファタハも、英米、イスラエルも踏んでいるのがわかる。印象深いのは同じファタハでも、中央と距離を置くカドゥミ氏がこの早期選挙の開催に反対していることだ]
(後略)
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