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ウイッピー文明 第8号 ②

投稿者: evenki_ossan 投稿日時: 2011/08/20 12:10 投稿番号: [2110 / 7803]
ウイッピー文明   第8号

東京脱出   ついに具体的行動   第一弾   山荘造り

昭和54年6月7日発行   定価350円

編集     ウイッピー総合研究所編集部

発行所    創栄出版株式会社



山荘造りは循環法   太田一斉

P41

東京脱出と言へは依然 私は廃退した手のほどこし様の無い都市文明からまず脱出する事だと思っていましたが、実際都会から離れ西伊豆の石部と言う地に来て見るとそこは人工物の何も無い自然の姿の儘の所であり、そこに山を切り開き、家を建て、土地を耕し文明の土台作りが行われている姿を見て、脱出は単に脱出する事に留まらず、人が自然と循環して文明を築いている段階に既に来ている事に気付き、つくづく以前の私の甘さを感じた次第です。

実際面において移動計画の初期の問題としては脱出地の土地捜し、家作りの資材調達等に様々な苦労がある事を知り、以前読者の立場であった私はその苦労を考えもしませんでした。今回読者の集いに参加した人た達を見て以前の私を見る様で・・・。
今回の読者の集いは一泊二日と言う短い時間ではありましたがしかしそれだけに中身の濃い充実したものであったと思います。それも自然の中での家作り畑作り山菜採りなどなど、しかしこれはスタッフの人達の下準備の苦労があってこそ出来進行して行ったのでありまして、単なる知識を得たいと来た人が読者の中にいたとしたら、その人は苦労知らずの人で、それこそ東京脱出を表面的にとらえている人だと思う。(以前の私もそうです。)
この読者の集いが始まった時には私にとっての研修会はほとんど終わっていたみたいです。
この集いの下準備にこそ私の研修はあったが、準備のほとんどは所長が行ない私はそれに付いていただけだが身近にいるだけでも色々勉強させてもらいました。又、多くの信じられない事も沢山有りました。その中の一つを取り上げますと、横瀬部落(建設中の山荘から歩いて五分の所にある三軒の廃村農家)を借りた時などは、正しくテレビなんかに出て来るドラマの様で、行く所々にその貸し主の大家さん等が待ち構えているのだった。
(元々横瀬部落は窪地に有り、今は廃村となっている所であります。)

つづく

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