白い腹の記憶
投稿者: ryukyusjp 投稿日時: 2002/11/16 08:28 投稿番号: [641 / 2229]
私の原体験はもっと前だと思いますが、
40年くらい前の広島で、里帰りしたある
年から、楽しみだったナマズ釣りができ
なくなりました。田んぼや水路などで
無数の大きなナマズが真っ白な腹を上に
して水面に浮かんでいました。
現在使用されている除草剤が光合成阻害性
の差を利用した薬品である事を今年になって
初めて知り、愕然となりました。昔の薬品
とは異なった性質が利用されていて、しかも
植物のエネルギー代謝を(差別的に)ブロック
する、いわゆる原始的な種類(ほとんどが
私のフィールドの海のものです)に強く
影響するだろうという性質を持っている
ことを知った衝撃はお分かりになるでしょう。
確かに「沈黙の春」の時代の薬品とは本質的に、
明らかに性質が異なります。
環境に残留しないなどという事は、
アトラジン分子の姿を見れば「うそ」
であることは化学の専門家でなくても
想像がつきます。
西オーストラリアでは水道水をほとんど
全面的に地下水に依存しているそうですが、
現在、地下に浸透して蓄積されてきた
アトラジン対策に頭を痛めています。
地上では紫外線に当たって40日程度の
半減期であるが、地下水では吸着して
くれる粘土層と隔離され、分解され
ないまま溜まり続けていると報告され
ています。比較的安価で除草効果が高い
事からもっとも大量に使用されてきた
薬品ですが、その影響を慎重に見直す
べき兆候が世界中で山積みされていると
考えられます。
これは メッセージ 639 (MUSHIMARU_9 さん)への返信です.
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