Re: イトウは養殖に成功していますから
投稿者: qtr3yy 投稿日時: 2006/06/21 22:31 投稿番号: [1920 / 2229]
ご案内のところはイトウの出荷を目的にしていますが、いずれにしても養殖に成功しても自己繁殖は難しい状況です。
>自然に関して言えば
日本の国土の70%以上は開発の困難というか無理に近い「山岳地帯」です(国立および国定公園法で開発が禁止されています)。
その意味では自然は、この国ではまさしく保護されて十分にあります
とは、私のもっとも危惧しているところで、前にも触れたように実際に日本の多くの自然に接していると、かなり壊されています。
養殖されたイトウは、すでにその時点で種の多様性から逸脱してるでしょうし(自然でないということです)、そのイトウを放流することも種の多様性から制限されます。
つまりその養殖魚は、自然繁殖・放流に向かないということです。
厳重に管理し、水系を越えずに繁殖させ放流したとしても、すでにその水系にはいくつものダムがあり、生息地としての健全な川がほとんど残っていない状況です。
東北のある川では、ダムのある川にサケの稚魚を放流したことにより、河口域の堰堤下で上れず溜まって集中的にサケが産卵するという異常な光景を目にします。
そのため、産卵が同じところで繰り返され、前に産卵したところを後続のサケが産卵して掘り起こすことにより、川底は一面に受精卵が広がっているという有様です。
そして、その河口付近で稚魚が誕生するのです。
これが自然と言えますか。
美しい未来は、机上の世界で描けても、実際には難しいものです。
ホタルやメダカについても同じことが言えます。
ホタルやメダカを放って棲むようになっても、もともといた水系や地域を超えて放つと、種の多様性上混血になり、本来の姿が失われます(自然でなくなります)。
ホタルやメダカがいるようになったからと情緒的に喜べても、自然保護上は必ずしも喜べることではありません。
これは メッセージ 1916 (chez_vouse4 さん)への返信です.
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